35歳以上の人で退職を勧められたり、別の部署に移動させられたりすることがあります。
仕事を探す場合、特別な能力や取り柄がない限り、応募書類が無視される可能性が高くなっているようです。このような会社は避けた方がいいですが、35歳以上は若い時のように気軽に転職できないため、新しい仕事を見つけるには多くの努力が必要です。
また職場のルールのせいで、35歳以上の社会人の多くが失業の心配を抱くようもになり、そして望まない退職をするようにもなりました。
ではどのような戦略を立てていくべきか?何を用意すべきかを徹底解説していきます。
強み×経験×資格×スキル
結論から言うと、年齢に勝るものはこの掛け算の値がどれだけ高いかです。
- 自分の長所
- 実務経験
- 資格
- スキル
自分の長所の点においては指向性や考え方の癖も影響してきます。
他の条件が会社とマッチしても会社の風土や人間関係、雰囲気に合わないとなると採用を逃します。そのようなすり合わせが起こらないように性格診断を受けることのできる転職サイトもあります。
35歳ボーダーラインの本音
労働力の『安さと使い勝手』ばかり重視し、産業モデル転換・高度化の背後で必要になる人的サポート、人的資源の経験の蓄積を軽視する考え方が反映されている。こうした人の使い方では、産業と雇用が混乱した悪循環に陥りやすくなる」と述べた。
(引用:http://j.people.com.cn/n3/2021/0225/c94476-9822199-2.html)
つまりは産業モデルが変わらないままの社会になっていることが原因であるのでは?ということです。実際にはそんなことはない人がたくさんいます。
特に健康食品や医療も手厚いものになり平均寿命も伸びた。加えて少子高齢社会であるにも関わらず、そういった意識に囚われている組織の人が多いというのが結論です。
けれどもこのサイトの内容では、「25歳の人よりもできることが多ければ人的資源となり、25歳の人と同じかそれ以下のことしかできないとなると人的コストとなる。」とも述べています。
つまり若い人よりも何かできるがないと人的コスト=お荷物になるので採用されないということですね。
転職・就職の成功例
35歳以降でも転職に成功した方はいらっしゃいます。
上記の、
- 強み
- 経験
- 資格
- スキル
は満たすように努力している方がほとんどです。なので経験がない、未経験である場合は正社員ではなくアルバイトや派遣からの経験を積むこともしています。
加えて資格取得のために平日も帰宅してから資格試験の勉強に励む、休日も時間をそれに当てるなど努力しています。
その場合、SNSなどをみると他の方の活躍や生き生きした姿が見えて落胆することもあるでしょう。自分の中で数ヶ月から半年は最低でも頑張ると心に決めて孤独に耐えながらもがく必要があるでしょう。
派遣から直向きに頑張ったことで正社員になった方もいます。
けれども、ここで注意しておかないといけないのが選り好みをせずにまずは飛び込む、ということをすることがいいでしょう。体力的にも厳しくなるのでその辺りは検討する必要がありますが、どうしても自分の就きたい仕事に就くとなると以下の条件を飲む必要があります。
- 引越ができる
- 時間帯や年間休日数は気にならない
加えて人間関係でも不安はありますが、自分の希望する職探しとなるとこのあたりの条件はのむ必要があります。
Webスキルを身につけ、働き方に自由を【atGPジョブトレIT・Web】中年以降の層が意識したいポイント
- 自分のできる・できない・やりたい・やりたくないのリスト・点数化:見える化
- リストからの妥協ポイントと取捨選択:選択
- これまでの実務経験と資格の見直しから可能な業種・職種+α:目標設定
- 急いで資格と転職先を考えよう:導線
- トライアンドエラーしよう:実行
- 転職エージェントを利用しよう:挑戦
この①〜⑥は実行してほしいと思います。⑥は③のすぐ後でも構いません。このサイクルを1年ぐらいの短期スパンで回しましょう。
実際のところ単発労働・頭を使うことが少ない仕事の類はAIや外国人労働者の方が人件費が安いので代替可能となってしまいます。
これは必然ではあります。けれども、そこを脱していくにはどうすればいいかを考えていく必要があるでしょう。
そして何はともあれ行動が重要です。
地域のコミュニティなども活用して横のつながりを持っていくと、仕事が転がっているパターンもあります。どれも意欲的に行動していき、結果を残していくしかなさそうです。