春になると小学生や中学生になり習い事を考えたり、あるいは習い事から卒業することも増えてきます。
小学一年生の習い事としては何が良いの?と悩むご家庭も多いでしょう。家庭教師と長期子供預かりの経験がある私がおすすめの習い事を紹介します。
小学生の習い事おすすめ①:創作系
感覚の生き物なので、創造力をのばしてあげることがこの期間は重要と思います。守って欲しいことは学ぶこと・表現することの楽しさを体験してもらうことです。
楽しいことだ!と思ってもらえれば勉強だって自分で勝手にやり進めます。
そして体験したことは世の中に価値あるものとして出していくのが大人の仕事です。

プログラミングとものづくりが合体した教室です。関東圏のみですが、3Dプリンターを使わせてもらえるので無料体験に参加してみるのも良いでしょう。

絵が好きな子は自分で勝手に描いているかもしれません。けれども発表の場や作ったものを褒めてもらえる場があると嬉しいですよね。
のめり込むともっと上手になりたい!と言うようになるかもしれません。最近では通わなくても学べる絵画教室もあります。

本気でおすすめしているのですが、なかなか良さが伝わらないのがこちら。最近の小学校ではコロナの影響もあって理科の実験や調理実習を全くしないところが増えているそうです。
なので、理科実験の塾もありますが都会だととても高額汗
こちらはお家でもできる理科実験のサブスク教材です。
勉強でやれば良くない?と思いますが甘い。それでは表面的な理解のみで終わるのでもしお子さんを理系の大学に進ませたいと思うならこうした理科的な経験は小さいうちに必ず進めておいてあげて欲しいです。
感覚で得た経験と知識が合わさるとどんな応用問題や課題にも対応できる力となります。
理系人材・数字に強い子に育てるに興味があるならSTEAM教育は必須です。
小学生の習い事おすすめ②:簡単なスポーツ
最近では学校でも身体を使って全力で遊ぶことが少なくなりました。
手足を使わずにじっとして、学校でもそう言われ続けて・・・
ほんとに能面みたいな子が増えていると思います。
おすすめのスポーツとしては、ダンスなどの自己表現できる教室。そして水泳がいいかと思います。
なるべく道具の費用がかからないものをチョイスしました。
コミュニケーションを伸ばしてほしい!集団に慣れてほしい!という希望であれば野球やソフトボール、ハンドボールなどがあります。
精神的に強い子になってほしい!と言う場合は武道が良いかと思います。
https://coeteco.jp/articles/10627
小学生の習い事おすすめ③:家でもできるお勉強
通わすのはとても不安だなと感じますよね。
けれども小学一年生のうちから習い事をさせずにそのままほっておくと、いつの間にか学校の勉強についていけなくなってる汗
ということもあります。
急ぐ必要はないのですが、小学三年生までに算数の克服はさせておいた方が良いでしょう。特に小数や分数の計算が出てくるので、できないと今後ズルズルとできないまま大人になります。
怖い話ですね。
学習習慣をお家で簡単につけるという意味では、こちらのサブスク教材がおすすめです。

もし継続しても飽きてきたら、半年から一年ごとに見直してやめるか判断してください。あまり頻繁にやめたり教材を中途半端に進めてやめてしまうと諦めぐせがつきやすくなります。
なぜ電子ではなく紙媒体のものをおすすめしたかというと、タブレット学習の普及で筆圧が弱いお子さんが増えてきています。なので字が汚い子がとても多いという印象です。
汚いままでも問題はないのですが、見られ方の問題が出てくるので、教養のある子に思ってもらいたい・・・という願いがあれば書くことに慣れておくと良いでしょう。
小学生の習い事おすすめ④:その他個人的なおすすめ
では個人的な一位を発表・・・
そろばんです。
私は算数と数学の家庭教師をしているのでわかるのですが、この教科でつまづく子たちがなかなか這い上がれない理由として計算持久力のなさがあります。
そろばんをするには小学一年生くらいから継続した方がいい理由としては右脳・感覚で経験することに長けているので、左脳で計算する小学四年生以降の脳の発達とかなり違うのです。
なので数字に強くなってほしい、あるいはつまづいてもすぐに巻き返せる数字の土台が欲しいという方にはおすすめです。
しかも受講費用が安いのもいいところです。一生使えるスキルでもあります。
安いし、そろばんできる子で数学苦手な子はまずいないと思いますのでぜひ。
もしこれを読んでいる人で「ああ、遅かったか・・・(自分も我が子も)」という場合は中学生以上が対象ですが、計算持久力アップコースを用意しているので覗いてみてください。
なんで習い事をすると良い?そもそも必要?
また小学一年生だと感覚の生き物です。身振り手振り、頭よりも直感で動いています。お勉強しないと!と焦る必要もないのですが、周りや学校に合わせていろいろ詰め込んでしまう親御さんもいます。
ですが、小学校低学年は特に情動などの感受性の部分がとても成長しやすい時期でもあります。なのでできれば感受性や創造性、そして道徳心を育てることに意識した方が良いでしょう。
というのも、生きる力の土台が作られていくのが小学一年生からの低学年です。
小学四年生になると10歳程ですが脳の構造が大きく変わってきます。そこからは教科学習を無理のない範囲で多めにとってもいいでしょう。
習い事がいいというよりは、脳の成長に合わせたことをさせるのが良いということです。そして感覚を揺さぶるものを取り入れると良いと思います。
感覚系:
- 音→楽しめる英会話やピアノ
- 手や足を使う→スポーツやダンス、そろばんも右脳を使うのでOK
- 臭い→理科実験関係や親子料理教室など
子供の長所を伸ばせる習い事にしましょう
子供の成長はとても早いです。
とある小学生向けの探求学習の場所で子供達を見ていますが、会話のキャッチボールもたどたどしく、成り立たないことが多かったけれど、一年経つとペラペラと自分のことを話せるようになっていました。
ごい力も高まって様々なことを吸収して、とても成長の早さを感じます。
ぜひ子供が嫌がらない程度にさまざまなことを経験させてあげてみて下さい!