国立大学に入学するにはどうすれば良いか?共通一次試験と推薦入試

国立大学の受験
国立大学の受験

大学入学が厳しくなりつつある昨今ですが、適切な学習を継続して成果に繋げれば不可能ではありません。

しかし真面目な子ほど損をしてしまう入試内容になったことも事実です。ではどのような心構えをして入試に臨むべきか、そもそも入試の方法は色々とあるのでその辺りについてもみていきましょう!

大学入試の種類

まず入試の種類には次のようなものがあります。

  1. 一般入試
  2. 推薦入試

では順にみていきましょう。

参考サイト:https://dricomeye.net/33_nu_suisen/list_nu_suisen26.html?ver=20221031

一般入試

大学入学を果たすためには様々な試験があるのですが、一般入試では学力評価のある共通一次試験(センター試験)を受けます。その後に大学ごとに二次試験を受けにいきます。大体どこも国立大学では5教科7科目です。ただ、2025年からは情報科目が加わりますので、6教科8科目ととてもハードなものになります。

一次試験の点数によって足切りと呼ばれるものがありますが、自己採点をしてから自分の獲得点数を計算していきます。大抵学校で一斉に行っています。

大学ごとにおおよそのボーダーが設定されています。一次試験と二次試験の獲得点数の合計で最終的には評価されますが、一次試験と二次試験のウェイトも異なることがほとんどです。

例えばある大学では一次対二次の試験が8:2だったとします。そして一次のボーダーがそこから算出されて600点は必要などあります。ということは一次試験の点数が600点を超えてなければ、二次試験で挽回できないと厳しいという結果にもなりますし、そもそも難しいということもあり得ます。

このウェイトが結構重要なのですが、一般的に共通一次試験のウェイトが高いほど共通一次試験に注力します。一次試験を突破できるくらいの実力であれば二次試験の内容は発展的ですが簡単に思えるものも大学によってはあったりします。

東大などは一次と二次のウェイトが1:9なので二次の試験が重要かつ難しいということもわかります。

推薦入試

すごく大事なことなので先にお伝えしておきます。推薦入試を受ける場合はほとんどの生徒さんが一次試験は捨てているパターンが多いです。共通一次試験利用の推薦は例外です。

大学側もそれは承知です。なので、推薦で入ってきた子が単位ギリギリであったり補習授業によくいたり、あるいは留年ということもあるある話です。そもそも身の丈にあってない大学を選んでしまうと入った後にかなり苦労するか、最悪大卒資格を取れずに終わる=中退もあり得ます。

さらに推薦入試の準備は早いものだと高校3年生の夏休みから9月ごろから始まります。強時間は面接や推薦の試験対策に削られるので、推薦を受ける子は一般でとりに行く子はいませんでした。

かなりの追い込みを、自律学習ができる子だけが推薦で不合格でも一般入試で合格を果たすというV字回復をしています。

けれどもそのためには高校1年生と2年生の土台がある子に限ります。

なので安易に推薦入試を我が子にすすめないように気をつけてください。推薦がダメだった時の対処は全く自発的に勉強してこなかった子が国立の大学に入るにはかなり厳しいものです。そのため、他の進路パターンも視野に入れておきながら進めた方が良いでしょう。

一般推薦

大学が独自に設けた小論文の試験、面接での受験科目に関する内容の質問、人物を問う内容の質問などがあります。また一般入試を利用する共通一次試験利用の推薦入試もあります。その場合は二次試験が免除で、面接があるという形を取ります。

小論文とはいっても出題されるのはその希望する学部が一次試験で使用する科目の内容とプラスアルファの内容です。例えば農学部などであれば生物と数学などです。生物は高校二年生以降で習う生物Ⅱの発展分野から出題されることも多いです。

結局勉強は必要ということです。

なので一般推薦においては、5教科7科目を満遍なくは無理だけど、この学部に関係する科目は得意です。好きなので100点を取ります!ぐらいの気持ちで臨む必要はあります。

推薦だからといって甘くみないほうがいいです。昨今大学入試試験の内容が量と質ともに難化している傾向があるので、推薦入試でなんとか大学入学を・・・という親御さんがとても増えています。

けれどもみなさん考えることは同じなので推薦入試の方が競争が激しくなります。倍率が年々上がっているところもあります。

AO推薦

AO入試はかなり特殊なので学部によってあるところとないところがあります。AO入試については上記の一般入試の内容にプラスして、プレゼンテーションがあります。

学部によって内容は様々ですが、例えば文系の学部で聞いたことがあるのがODAをテーマにした社会的課題を見つけその中で自身が考える解決策など、学校で学んだ知識を深掘りして視野を外に向ける活動が必要になります。

資料作成と情報収集と探求学習なのでかなり時間を費やします。地頭も良くなりますが、一次試験の対策に費やす夏休みはAO入試のために費やすものとなります。

かなり奥の深いことも質問されるのでAOの発表が完成した後も色々と先生に見てもらいながら、聞かれるであろうことに対処する必要があります。

なのでAOは一番覚悟がいる分野であると考えます。また受験される学校ごとに質問や出題傾向も大きく異なるので戦略的に考える必要も出てきます。

指定校推薦

一番楽と言ってしまってはアレですが・・・指定校推薦は各学校から毎年とる学生を決めている形の推薦入試です。

高校に毎年同じ大学から何名かの指定校推薦の枠を用意しています。自身で自由に大学を選ぶことはできませんが、大学側から来る枠なので確実に入学できる手段ではあります。

けれども国立大学の指定校推薦はありません

なので私立大学がメインとなります。大学も運営費用を集めないといけないので必死です。少子化に対応しないといけないので受験のハードルを下げることに躍起になっているところも多くあります。

なので私立の場合は毎年ブランド的価値を考えないと(カリキュラムや卒業後の進路、そして学生の様子など・・・)本当にただ大学卒業資格だけを取りに行っただけということにしかならなくなるので注意ですね。

それでもOKですが、思考力がないと仕事で苦労する方も多いので、楽な道ばかり選ばせてあげないように注意が必要です。

真面目な子ほど損をしやすい理由は?

学校で出された課題が多いと部活や塾の忙しさも相まってストレスフルになってしまう子もいます。胃薬や漢方を毎朝飲んで登校する子がいるのも良く聞く話です。

これが良く聞く話というのもどうなんだ?と思いますが、特に私立の中高一貫校で学習についていけなくなった子や、県内トップの進学校で課題が大量に出るところもあります。

そういった学校では予習はしてきていることが前提で授業がスタートするので応用問題ばかりの課題となります。そして、大学入試にフィットした内容を出していない数や量だけ増やした内容を出すだけの先生もいます。

生涯学習は学校の先生こそアップデートしてほしいのですが・・・中には公立高校であるけれど、塾は行かなくていい!大学入試にあったものを責任もって提供します!という進学校もあります。

そして真面目な子がどうしても損をしやすいかというと、そうした学校の大学入試にフィットしていない大量の課題を全部満遍なくやって出さないと!と思い込んでしまうからです。

ボロボロになって結局入試にフィットした内容じゃなかった・・・なんて辛すぎます。

そういう時にはうまくオンライン学習や質問サイトを利用してみて下さい。

大学の一般入試で合格を果たすつもりならば、高校のテストは欠点スレスレでも関係ないでしょう。一般入試向けに勉強していると逆に欠点スレスレを狙う方が難しいでしょうけど・・・

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