学習が継続しない、勉強に集中できない、続かない・・・こういった場合は目標がない場合や目標をしっかりと定着できていないことが原因であることが多いです。
それでは、目標の作り方やどのように計画すれば継続しやすいかを紹介します。
学習目標の作り方
大目標・中目標・小目標と分けます
大目標
大目標では例えば「〇〇大学合格!」「〜系に就職」などなりたい理想をイメージしておきます。
資格試験などの場合は「〜合格」でも良いのですが、その資格をどう活かしたいかまで想像できると一番いいと思っています。
なのでなりたいイメージ像を膨らませて大目標をセットすることが重要ですね。
家庭教師などのサイトをまとめて載せていますが、目標のセットまで伴奏してくれるわけではありません。特に大人の学び機会の場合は尚更です。
しっかりと目標と目的を見据えておきましょう。
大目標から中目標
大目標にも言えることですが、期限を設けます。大学合格などであれば逆算して残り何日なども分かりますね。
中目標は大目標の達成が近くなるように考えます。ここでは数値的な目標を点数と期間に分けてセットしておくと良いです。
例えば、大目標が「〜大学に合格!」であれば教科ごとの必要な点数は分かりますので、何割獲得すべきかを検討していきます。
例えば共通一次試験でセンターが7割は必要と、他の教科とのバランスで計算して出てきたとしましょう。
となると、中目標は例えば・・・
「一次試験の半年前には模試で7割を達成しておく、さらにキープ」などが中目標としてセットできるかと思います。
中目標の目安は1年未満、半年か数ヶ月単位での目標設定です。
中目標→小目標
さてここからは日々の学習の進捗にも関係するものです。中目標が短くて数ヶ月であるのに対して、小目標は1ヶ月、1週間、一日単位で逆算して考えます。
先ほどの「半年前までに模試で7割」を例に挙げると、例えばその半年前よりもさらに半年前、つまりは試験日よりも1年前が現時点であったとしましょう。
となると中目標までの期間の半年を1ヶ月ごとに考えると、7割を達成するために強化の弱点を分野ごとに見える化して潰していく行動をとします。
5つの苦手分野があったとすれば、1ヶ月で一つは最低でも苦手を潰す努力をします。
そしてさらにそうするためにはどの問題集をどのくらいの頻度で、どのくらいの時間をかけて進めれば良いかを考えます。
「1日20分で数学の余弦定理の問題を12問、4日間で理解し切る」ぐらいの具体性を帯びた目標設定だと実行力と達成感につながります。
学習計画の立て方
先ほど例を見せましたが、「1日20分で数学の余弦定理の問題を12問、4日間で理解し切る」ぐらいの具体的な日々の目標まで最適化させるといいです。
これが学習計画となります。
実際にたてる時は半年、数ヶ月、毎月、毎週、毎日と細分化しても自分が思い出せるものが良いです。
全ての目標が大目標につながるように意識します。
この繋がりが乏しいほどに脱線しやすいのです。
続かない人の特徴・できない人はどうすれば良いか?
続かない人も多いのですが、習慣化になるまでに要する期間はおおよそ1ヶ月なのです。なので継続するにはできるだけ日々のハードルを下げることが重要となります。
続かない人の特徴としては次のようなものがあります。
- 飽き性
- 傷つきたくない・あるいは傷つきやすい
- 理想とのギャップが大きい
これらに集約されます。
理想とのギャップが大きいことが反動力になることもありますが、そうとも限りません。
というのも忍耐力もこれまで何か成し遂げたこともないのに理想を高くしてしまうとその分自分でハードルも上げてしまっているので報われない努力は不毛・・・なんて考えて辞めてしまうのです。
その場合はどうすれば良いか考えるとハードルを下げることがポイントです。
この時にハードルを下げた場合の大目標も小目標から逆算して考えます。
おそらく大目標の中身を変えるか下げる、あるいは大目標の達成時期をずらすということになると思います。
具体的になりたい自分をイメージ
目標の設定の仕方を紹介しました。
漠然であればあるほど、達成しにくく、さらに代替可能なものとなってくると思います。
いざ自分で考えようとするとどこからどうすれば良いのか迷うと思いますので、参考になるものを載せておきます。
具体的な目標設定をして、なりたい自分に到達しましょう!
