幼児教育が重要であるという風潮がありますね。
確かにそれはあります。
今回は数学的な感覚を養うために、幼児の遊びが重要であることをお伝えします。
数学との関係性は?
幼少期の感覚活動があるかどうかで、算数や数学の問題の解き方にも大きく影響してきます。
立体への捉え方
幼少期の経験から、考える力と空間認識力は算数や数学にかなり影響してくると感じています。
そのため、タブレット端末での学習も良いのですがなるべく実体あるものに触れることが重要と考えています。
タブレット端末では情報として立体と平面のつながりを知識としてインプットすることはできます。
けれども実際に自分が問題を解くときに想像する際は、感覚から考えることが多いのです。
この触感と脳での想像のリンクがうまくいかないと空間認識力が欠如している可能性が出てきます。
平面から立体を捉える、あるいは文字から立体を想像するのは触感の遊びに幼少期にどれだけ触れてきたかが影響しています。
習慣的にやってることが問題に?
実は最近空間認識力が乏しい子が増えています。理由としてはバーチャルなものに生活習慣として傾倒しすぎている側面が垣間見えます。
確かに育児中で幼児をずっとみることは難しいです。
なので家事を同時並行で行うためにはタブレットの動画教材に頼むことも多いでしょう。Youtubeを見せておけばそのままほっておいても危ないことをしないので安心だなと感じます。
けれども、小さいうちからそれに触れすぎるのは注意ということです。もっと言うなれば経験のバランスが偏るのです。タブレット端末が悪いという話ではなくて、例えば動画教材でもそれだけを利用するのは面白味のない表情になってしまうこともあります。
算数や数学だけではなく、脳を刺激する・体験することにおいて感情とのリンクが乏しくなることがあるということです。
またYoutubeなどの動画についてはみているものに関連したものがエンドレスで流れます。設定をしていれば別でしょうが、マーケティング戦略された動画の場合は次の展開を予想させる間もないまま結論を出します。なので、予想力も低下しやすいということもあります。
たまに、あるいはやむおえず・・・ということであればそこまで問題はありませんが、遊部ときにもタブレットやゲームだけではかなり人間味のない、能面のように表情の乏しいお子さんになるのではないか?と危機感があります。
どのような幼児教育がある?
様々なおもちゃもありますが、安くて済むものからお伝えすると、
- 粘土
- 百均のおもちゃ 積み木など
この辺りは触れておくと良いです。どのような力を加えればどんな形になるか、粘土でわかります。作るものがわからないという子には「丸を作ってみて!平たい丸は?四角を作ってみて!」などお題を出してみましょう。触感と頭の中での想像力の部分がリンクします。考えながら手を動かすので、思考力も身に付きますね。
なるべく質問をしていくと良いです。聞かれると考えますからね。黙り込んでしまった場合は質問が広すぎるので狭い質問をしてみましょう。狭い質問とはイエス・ノーで答えられるものですね。
また、ちゃんと教育的な意味づけが定義されているおもちゃを求めている場合は、




こうしたものもあります。
やってみようの気持ちが大事
動画だと受け身になる時間が増えるので、自発的に自分で何かしようと思うことが重要です。
自分から創造するという活動は今後AIや情報社会が加速する一方で私たち人間のみが唯一勝てる能力と考えています。シンギュラリティということも懸念されていますが、未知な物を創造することは早急に対処すべき課題となっているでしょう。
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