自律学習が今後の鍵となると言われています。生涯学習の時代でもあるのでそれぞれ老若男女問わず学び続けることが重要となってきた時代です。
今回は小学生の学習方法について、自律学習について考えていきます。
ひとり遊びができる子ほど有利
自律学習は主体的にPDCAサイクルを回しながら自分で学習を進めることを指します。
この内容だけ読んでわかるようにひとり遊びができる子ほどこれは有利であると考えています。というのも、構ってほしいタイプの生徒さんの場合や集団で学習をすることで安心するタイプもいます。
その場合はコミュニティに属しているという感覚や共通の目標を持つ仲間意識が芽生えないとなかなか自律学習を進めることが難しいかもしれません。
自律学習のベースができていると考えられる子は一人での時間の使い方が上手い子でもあると言えます。友達と遊ばない時に何をしているか考えてみます。
- 読書
- ゲーム(ソロプレイ系)
- 創作活動
ゲームについてはみんなと一緒にやるものではなく、一人で完結するものを趣味として好む傾向にあれば一人時間を使っているということになります。
一人で過ごす時間が長いと考える時間もできるので、自分自身と向き合うこともできます。
一人で過ごすことに慣れている子の自律学習方法
基本的に問題集を解いてもらう、タブレット学習をしてもらうことになります。小学生の場合は以下のようなものがあります。


こちらは1日わずか7分からできる英語部教メソッドです。
【サブスタ】
こちらは先取り学習が可能です。

こちらは低価格で定評のある通信教材です。

間違えた記録も残るのに確実に苦手を潰してくれるオンライン教材です。
逆に寂しがり屋はどうすれば自律学習ができるか?
寂しがり屋の場合の自律学習は小学生の間はベースを作るのが難しいかもしれませんが、可能です。
オンラインゲームをする時にも仲間とできることに喜びを感じる子も多いですが、逆にそこに固執している子だと友達の動向に影響されやすいこともあります。
他のお子さんたちの勉強動向を聞いてみるのもいいかもしれません。比較するために聞くのではなくて、宿題や勉強をやれば仲間入りできるという環境を教えることが良いでしょう。
例えばA君とB君は理科の宿題をやったらしいからあなたもやっておけば話ができるかもね。あの子は算数が得意らしいから、あなたもやってみると得意になるかも、あるいはあの子とそれがきっかけで仲良くなる機会ができるかも、ということを話します。
周囲のお子さんに影響されやすい子はなかなかその環境を変えないことには意識が向かないことが多いです。
約束事をゲームをやる前に設ける、あるいは決まった時間に必ず宿題をやるなどルールをお互いで決めておくと良いでしょう。
またコミュニティ意識が重要となってきますので、地域の塾や公文・学研などに通わせることをおすすめします。公文などは反復練習の問題が多くありますので終わりが見えないように感じます。
そして計算問題などであればすでにできることを永遠とやらされているような感覚になることもあるのでどのくらいの塩梅で宿題が出されているのかチェックは必要となりそうですね。
もちろん一方的でなく、ちゃんとやれる量と時間を考えて出しましょう。
時間については小学校低学年のお子さんは時計が読めないことが多いですので、こちらのタイマーを利用してみても良いでしょう。
20分か30分刻みで進めると良いです。小学校低学年ですと集中力が持ちにくいので。
まとめ:自律学習はタイプに合わせた方法を考えよう
仲間意識が強いかどうかは影響してくると思います。自律学習は自己管理と同じなので、どうしても周りに影響されやすい子であると自分自身のことを見ようとしない傾向があります。
なので初めのうちは塾や家庭教師をつけるなどして様子を見るようにすると良いでしょう。
コメントを残す