発達障害と数学の出来は関係ある?ADHD・自閉症・アスペルガー

発達障害だからといって色々なことを諦めている人が多くいるかも知れません。

また発達障害の診断を受けてその結果を知ったことで消極的になる方もいます。今回は発達障害だからといって、数学の理解は欠けるかどうか解説します。

結論:人によるけれどほとんどができる

発達障害には程度問題もあります。

なので一概にこうだ!大丈夫!とは言えないのですが、グレーゾーンであればそこまで問題視しなくてもできるのかなと思います。

LDやディスレクシアなどであれば多少時間がかかる、あまりできないなどあります。またこれまでの積み重ねの部分も影響しているので「〜だからできない」と断定的にも言えないのです。

アスペルガーや自閉症スペクトラムなどであれば強いこだわりを持っている子も多いので、実はどちらかというと深く考える、探究的思考の持ち主だったりするので理系科目に真剣に取り組めば深い理解を得られます。

私の前職場にアスペルガーの方がいましたが、北海道大学理系出身で地方大学の講師も務めた方もいました。なので発達障害としてひとまとめにする必要もないです。

とはいえ自閉症とLDと混在していることもあるので、どちらかの性質が強く出ている複合型のこともあります。

なので、得意なことと苦手なことを切り分ける必要があるでしょう。

またADHDの子でも基本的な部分は中学数学の問題も解けていました。応用になると難しいのですが、練習が必要ですね。

ただ数学に限らず学習は経験量×習慣×素地

タイトルの通り、発達障害のこともそうですが、学習の結果は経験量(学習量)×習慣×素地が重要と考えています。

こちらは多少読みにくいのですが、この辺りの詳しい内容を知りたい場合はこちらをどうぞ。

https://note.com/lar_plus/n/n3ff64d9b6c15?from=notice

なので先ほども言っているように深く考える思考を持っている人なら、数学あるいは理系科目全般得意になる可能性はあります。ただ、私がみていたお子さんはこの探究思考を持ち合わせているアスペルガーが多少ある子でしたが、同時にとても繊細な子だったのでメンタル的に嫌なことがあると全く勉強や他のことに手付かずになることもありました。

なのでこれだと学習量が確保できないので結果に結びつきにくいという印象です。

また、ADHDであるお子さんを見たときは集中力が持たない、注意力散漫なので自主学習も30分で座っていられなくなる。ということもありました。

それでもその子は基本問題はしっかりできていましたね。ケアレスミスが多かったのでならではのルール決めもしました。

どんな人だと数学の理解が難しい?

基本問題だけの理解であればあまり思考力を問う問題も少ないので、発達障害に限らず理解できる部分は多いのかなと思います。またLDやディスレクシアなど直接的に読み書きや学習に影響がある特性がある場合には、学習ハードルが実年齢に合わせると辛いことも多いです。親御さんの理解が重要となりますね。

思考力を問うような応用問題は何度も言いますが、アスペルガーや自閉症の特性がある子ですと得意になる可能性もあります。

またADHDの子も応用問題の一部は解ける、練習により解ける、という印象です。初見となると難しいことが多い印象です。

テストの点数だけに着目すれば、個別最適な対応をすれば60-70点は取れる印象もあると思っています。

  • ADHD特性→ケアレスミスをなくすためのルール決め、解く範囲をあえて限定し捨て問題を決める
  • 自閉症・アスペルガー→探究思考の赴くままにやらせてみる、深掘りする場合があるのでテスト範囲からそれて勉強した結果テストの点数に繋がらないこともあるが、あまりそれも言わないのが良い

前者については、あえて捨て問題を作っておくと良いでしょう。というのも解くのに時間がかかる、丁寧に行うことを習慣的に家庭で言われている子などは時間が足りないと言います。最後の1、2問は大抵難しい応用問題なので、80点程度を目指すのであれば後の問題のケアレスミスを無くしてそこは捨ててしまえば問題ありません。

後者の場合はなるべく周りが言い過ぎないことです。確かにテストの点数に結びつかないとなると、「やればできるのに!」「何でテスト範囲をしないの?やらないと」など不安や焦りから声をかけてしまいがちですが、逆に楽しい!と感じ持続していた集中力に水をさすことになり一気に失速することもあります。

そういった意味では0か1思考の持ち主が多い(ほとんど?)ので、押さえつける言い方ではなく、メリット・デメリット提示で相手に選ばせるような会話の仕方を心がけたほうが良いでしょう。

ある程度先を見越した予想力も必要な会話術ですが・・・発達障害のある子や不登校の子の多くが裏表がない印象の子が多く、周りくどい会話(空気を読ませる、察しを効かすような)が苦手な子が多かったので、素直な会話を心がけることが重要なのかなと思います。

発達障害の人におすすめの勉強方法はある?

先ほどお伝えしたようにADHDの子はケアレスミスが多いことがあるので、習慣的にどのようなタイミングでミスを誘発するかそのルーティンを見つけることが重要になるのかなと思います。それを自分が理解する=メタ認知を上げることになりますね。

ミスは自分を俯瞰しないと無くならないので・・・

自閉症やアスペルガーの場合は、なるべくありように任せる。そして性質を熟知しているメンターを少ない頻度でつけることが重要かなと思います。

センシティブな子も多いので、指導日に指導できないということもままあります。

家庭内のコミュニケーションも包括的に見直さなければ、勉強以前に健全な方向性に進まないこともあります。

なのでそう言った場合は全体的なケアやマネジメントをしてもらうことのできるサービスを利用することをお勧めします。

ただ、学校のテストの点数を50点前後を境にどのサービスを選ぶか考えた方が良いかと思います。50点以下であれば以下のようなオンラインサービス

60点以上取れる見込みがある、場合は通常のオンライン家庭教師や学習アプリの利用で良いと思います。

またこちらは体験無料・入会金0円、そして発達障害や不登校対応、その他資格取得学習などバリエーション豊富にあるので、勉強以外の学びに着手したいと思うお子さんにもお勧めです。

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学習が学校の教科に限定しなくても、学習習慣を何らかの形で身につけられれば後の財産になると考えています。

まとめ:だからと言って諦めなくていい

周りが言って自分が諦めてしまうと後悔しか残りません。また親御さんが言ったから諦めたというのが記憶や経験として残ると、他力本願な傾向も強まります。依存ともいうべきでしょうか、例えば何かをやめたり、諦めた場合に「〜がこう言ってたから・・・」とというのが口癖になってしまいます。

自立していくには誰のせいにもできないので、自分で決定して自分で実行したというプロセスがとても重要な意味を経験として持つと思っています。

トライを褒める姿勢で必要になった時に必要な環境を用意してあげて、悩んだり迷っていたら選択肢を提示して上げることが重要なのかと思います。

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