不登校の子が共通一次試験で大学入学を果たすにはどうすれば良いか?

不登校の方がすごく増えています。知り合いのフリースクールを運営している方の話でも、ここ数年コロナの影響でかなり増えたとお聞きします。

けれどもフリースクールで勉強を教えたり受験対策として教えるということはありません。また、通信制高校においても個人の実力や個人の努力などに影響するので内部のカリキュラムだけでは大学入試の実力を補うことができず、高卒資格のみでとどまることもあります。

進学先としては様々あります。

今回は中学から不登校であるけれど、大学に行きたい・独学でいけるようにしたい、という方向けに勉強方法を紹介します。

中学生から不登校となり、高校に通えていない生徒さんがどうすれば良いか?を進路として提案する内容となっています。

どのようなゴールのステップがあるか?まずは高卒認定試験

  1. 中学の内容を復習
  2. 高校の内容を学習
  3. 高卒認定試験
  4. 模試・過去問
  5. 大学入試試験(AOまたは共通一次試験と二次試験)

まず中学の内容については、完全独学で中一の内容で止まってしまってます!という方はこちらの記事を参照ください。

独学でどのように進めればいいかを載せています。

この後について、中学の内容が一通りクリアできた!と思ったらお住まいの地域の県入試の内容にトライしてみることをおすすめします。

問題と解答がこちらのサイトに載っています。

https://resemom.jp/pages/public-highschool-exam/index.html

もし解答がない、または解説がないのでどう間違えたかわからない。という場合は検索するしかありません。例えば「奈良県 高校入試 2021 数学 解説」みたいにワード入力して検索するとお住まいの地域の塾さんが情報開示していることがよくあります。

ただ大手さんだと回答の開示までで、気になるようでしたら入塾を・・・という動線なので、どうしても気になるのであれば地域の個人塾のサイトも見てみると良いです。良心的な先生は解説まで事細かに載せていることがあります。

あとはyoutubeを利用してみることですね。

また入試問題・応用問題を解くときには必ずタイマーを活用してみてください。

独学で陥るパターンとしては、解くことはできるけれど時間以内に正確に解けるかどうかは別物です。

そういった自己認識不足を防ぐために使用してみましょう。

高校の内容を学習する前に

準備①:独学は辛い人は辛い

みんなとワイワイするのが好き、という人、また共感したい思いが強い人ほど独学は不向きかもしれません。

その場合はSNSを利用してください。

勉強垢を作って毎日報告をするようにしましょう。

また目標となる大学を受験する人や、勉強のためになる知識を発信してくれている人はフォローしておきましょう。

きっと応援してくれる人が出てきます。

準備②:何がしたいか?どんな大学に行きたいか?内省して目標設定

将来的に何がしたいかを考えて大学を選択すると良いです。

というのも大学のブランド価値のみで決定すると、受験期間にエアーポケットに入ってしまうこともあるからです。

そもそも何でこの大学に入りたかったのだっけ?内容というよりは経歴に箔がつくから、というのもあります。否定はしません。

なので自分のことを分析してみましょう。答えの出るモノではないかもしれません。

けれども嫌いでどうしてもやりたくないことから決めれば自ずと目指す方向性も見えてくるでしょう。

準備③:コミュニティへの参加はたまにすると良い

高校に通わないとなると時間ができますが、全てを勉強に使うとストレスにもなります。

地域活動、あるいは同じような同志の集う集まり、そしてアルバイトなど社会参加できるようなコミュニティはいくつか持っておくと心理的に安定します。

なるべくリアルな繋がりを作っておくと良いです。

準備④:昨今の入試への環境対応

また昨今の一般入試の傾向はとても難化していますので対応策が必要となります。

  • 速読解が必要となる
  • 文字数が劇的に増えた・思考力を問う問題が増えた

このことから言えるのは繰り返し問題を読むことが試験時間中には不可能になっているということです。

そうすると時間がなくて回答しきれず終わってしまうリスクが高くなります。

こちらは社会人向けですが、速読解のコースです。

英語の速読解コースというのもあるので利用してみてください。

高校生向けの新聞がある

入試に関するちゃんとした知識、また勉強に関する知識を定期的に入れておきたい。けれども自分で情報を最適なものをとってくるのは正直面倒だ・・・と思ったらこちらの新聞がおすすめです。無料体験期間があります。

【読売中高生新聞】

学生視点で知りたい情報が載っていますし、月に数回なのであまり負担なく読むことができます。速読は語彙力、変換力、要約力、そして目の動かし方が影響してきます。

また、この新聞以外にも本の知識を入れたいけれど、全部読むのは時間がかかって勉強に回らなくなるのは嫌だな・・・という方にも要約サービスをおすすめします。

そして聴きながら読書ではAmazonオーディブルがおすすめです。2ヶ月無料なのでぜひ利用してみてください。

高校の内容を学習

高校の内容を学習するにあたっては時間割を作成すると良いです。高卒認定試験、そして大学入試試験での必要科目、そして自分の得意科目が重なるところから進めていくのも良いでしょう。

基礎的な問題への理解に関してはこちらの記事にあるリンクが役に立つと思います。

数学や社会、そして英語に関しては検定試験もあるので腕試しとして定期的に受けてみると良いでしょう。テスト会場の雰囲気、要するに場になれる経験を積む必要もあるのでおすすめです。

高校の内容を2年まで終えたらまずは高卒認定試験への対応

高卒認定試験の範囲としてはおおよそ高校2年までのようです。そして必要な科目は8科目が最小です。

https://www.j-webschool.net/column/column08_3.html

世界史Aが必修となっているのはちょっと驚きでした。

あまり大学で使用できる科目とずれない方がいいのでこちらは擦り合わせておくと良いでしょう。

高卒認定試験をクリアしたら大学入試への対応

  • 過去問と模試をとく
  • 間違えた問題を集計
  • 自分だけのデータベースを作る

基本的に高卒認定試験レベルが達成できたなら後は共通一次試験に向かって取り組むのみです。

過去問や入試問題を解く、歯が立たないなら例えば数学を例に取ると、チャート式の問題集を購入し3週ほどやり切ります。

その後にまた入試にトライです。間違えた問題は付箋を貼っていくと、付箋が多いところほど自分が苦手となっているところです。

そういったところをまとめて自分のデータベースにしておきます。そういう時のノートはルーズリーフか2穴バインダーをおすすめします。問題集のページ数と番号は記載しておきましょう。

もっとリーズナブルに集計をしたい場合はタブレット端末にエクセルなど集計ソフトを入れて集計してみましょう。その方がスムーズです。Google スプレッドシートでも可能です。

どうしてもわからない、自分でうまくできない場合はこちらの記事にある学習アプリをみてください。無料体験期間があるのでその間にたくさん使ってみましょう。

大学入試試験のプランニング

大学入試には高卒認定試験を受けた人が受けられるものには2種類あります。

どちらの試験を受けるのか、あるいはどちらも受けるとなるとストレートでの合格を目指すのであれば時間的な制約が出てきます。かなり大変かもしれません。

また昨今は大学入試試験の共通一次試験が難化したことの影響でAO入試や推薦入試を推すところが増えています。「なんとか大学へはいってほしい」と通学している生徒さんのご家庭でも同様のことを考えているので、むしろ推薦入試の方が倍率が上がっている傾向があります。

それでも少子化なので入りやすいのでは?とも思いますが、国立やブランド価値のある私立大学などですと受け入れ人数は決まっています。

要するにあまり価値を見出されなかった下の大学から少子化が始まっているのです。ランクを落とせば正直なところ大学に入ることは不可能ではありません。結局のところ人気の大学の競争率は変わらない、人気のない大学は少子化対応のために入りやすくして学生の質が良くない方向に向かっているところもあります。

なのであまり現段階で楽をしよう、少しでも入りやすそうなところに・・・とは考えない方がいいです。メンタル的に追いやられると必ず目標を下げる行動に出ることはあるので、少しでも自分が思い描く進路で進みましょう。

あと、あまり実力が伴っていないのに大学に入学すると苦労します。推薦入試は聞こえは良いものの、実力不足でいつも単位がギリギリである人もいます。

なので一度決めたらやり抜く!という気持ちは高めておくと良いでしょう。

大学入試のプランニングとしては先のどちらを選択するか、そして今回は一般入試について解説してますが、大学の入試情報は人とおり集めておくと良いです。

共通一次試験の後は二次試験があるのでその対策が必要です。

不安なのはわかりますが、正直なところ準備が9割です。後悔内容に学習を継続することです。

きっと今後もこの進路が増えます

不登校の増加によってこのような学び方の選択が増えていくと予想しています。

また、日本はとても学び直す人が少ない国であると言われているようです。大人になっても大学に入り直す人は多いのでこちらのロードマップも参考にしてみてください。

より細かなものについてはまた記事を書きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です