数学は何の役に立つのか? 日常生活と仕事の具体例を紹介

数学は何の役に立つのかと聞かれると戸惑う方も多いと思います。確かに使わない人は使わないし、使う人は使っているという印象です。

実際に日常生活や仕事のどのような時にそれを使うか考えてみます。

算数の役立つポイント

基本的な計算はもちろん重要ですが、個人的に重要だなと思っているのは割合の計算です。

  • 割合→%→百分率(小数)→分数
  • 対比

これらを相互に計算できておくととても料理で役に立ちます。

自分だけのタレやドレッシングを作りたい、あるいは動画で見たあのレシピの調味料の調合はあれだけでは少ない・・・

となった場合に、対比や割合の計算ができると自分だけのオリジナルであったり、味の再現度は同じで何回もたくさん作ることが可能です。

料理の工程自体は切って煮る、切って焼く、切って茹でるがほとんどかと思います。

工程は暗記する必要がありませんが、調味料の調合については算数が苦手であるとどうしてもレシピの調味料の量を全て暗記する必要が出てきます。

暗記が苦手なタイプは上記のものをマスターしておくと便利ですね。

また、よく何割値引きというのがわからないという方がいます。

確かにネット通販を利用しているとすぐに計算結果も出てくれるので便利です。そんなこと必要ないのでは?と思うかもしれません。

数字に関する理解が乏しい人を狙ってくる人は一定数いるのです。詐欺であったり。

また詐欺でなくても勧誘や営業の類でもゆくゆく計算するとお得ではないのに、その場の雰囲気とよくわからない大きな数字の割引を見ると、心が揺らぐ人もいます。

なので小学校の算数に関しては自分を守る術・日常生活での自立力を育むために重要であると考えています。

中学数学の役立つポイント

中学数学ができないと高校数学はできないのですが、では中学数学のみでどのようなことが役に立つのかというと、最近では資料データの活用という学習分野が増えました。

この分野がメインであると考えています。

資料データの活用というのは中央値や最頻値、さらには箱ひげ図(FXや株のトレーダーで見るようなグラフのパーツ)について学びます。

昨今はSNSをみんな活用していますし、個人が起業したりする時代でもあります。そういった場合、自分で集客(自分を知ってもらいお客さんを集める)する必要が出てきますね。

ではアピールだけSNSや口コミでしていれば来るか?答えはきません。これも戦略的に行わないとお客さんは来ないのです。そういった時に自分の行動を数値化したり、色々試す中でこれはOK、これはNGというデータを蓄積する必要があるのです。

その中で、これは確実にいける!という戦略を繰り返して、結果を見てトライアンドエラーします。この戦略的思考で行動することをマーケティング戦略と言います。

このためにこの分野は必要ですね。

またグラフは?と言われるとこのデータ活用にも関係してきます。毎月3000円を投資信託して、年間で2%の利益が上乗せされるとします。翌年は得た利子分の金額を上乗せした全体金額に対して2%かかってきます。資産を増やすための考え方です。

この計算をするだけでも、一年目は直線グラフであったのに複利の考えになると二次関数の考えも出てきます。ちなみに二次関数は物理でも出てきます。

将来的の保障は国はもう力がない、って言われてるからやばいよな〜と思っているあなたはNISAやiDecoなど初めてみてもいいかもしれません。実際に計算をすることはなくても、どの程度増えるかという見込みはこのグラフの理解があれば立てやすくなりますよね。

お金の不安払拭に便利ですね。

あと連立方程式の範囲では、よく今年の学校の入学者は〜で、去年は〜で・・・という問題が出ます。

これを仕事に例えると・・・仮に三越とか高島屋とか伊勢丹とか、百貨店のオーナーになったとしましょう。某テーマパークのオーナーでも構いません。

例えば過去3年分の来客者数のデータがあったとします。

1年ごとに前年に比べて何%減っているか、増えているか?ということを考えたとしましょう。なぜこんなこと考えるのかというと、サービスのお仕事は働いてくれる人がいないと成り立たないものです。つまり、お客さんが多ければ、キャストもたくさん必要、つまりその分費用としてお給料を用意しないといけません。

お給料もろもろ、その仕事の運営費、あるいは経費と呼びます。

毎月右から左に流していたら、たちまち景気が悪くなると、「経費が手元にない!オープンできない!」ということになりえます。

なので経営者としてはそんなのは避けたいところ。

ということで先を予測するために先ほどの増減%をグラフでみて、平均値や中央値を出したりします。

その%から「じゃあ来年はどれくらいお客さんきそうかな?」というのを予測計算して、必要な来年以降の経費を取っておくのです。

常に先を見ておくための計算として中学数学はとても役に立つのではないかな、と思います。

もちろん個人事業のハンドメイドもこれは言えています。安定して売れるうちはあまりデータをとっても・・・という状況かもしれませんが、売れ出したら安定して売れたり下がることもあります。

ハンドメイドを仕事にする!となるとそうした将来的な自分のお金は予測が立った方が安心でしょうね。

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高校数学の役立つポイント

もし数学ができたらどういう将来設計が可能となるか?

高校数学以上を受験のその先を見据えて考えてみます。

肌感覚ですが、理系でも工学部、理学部、農学部、医学部・・・など様々な学部があります。教育学部でも数学の先生を目指すなら必要になりますね。

中でも工学部の分野では高校数学の内容はマスト、そして工学部の中でも化学系、材料系、情報処理系、ハードウェア系、機械系、建築系・・・など幅広くありますね。

建築系の設計士になる場合は物理が中心になるので高校一年で習うサインコサイン、また数学Bの分野、おそらく高校二年で習うベクトルの範囲は使う機会があります。

また材料系でも高校数学の内容を考えることがあります。

例えばサインコサインタンジェント・・・なんかうねうねしたサイン波形やコサイン波形が高校数学では習う内容として出てきます。何じゃこりゃ?と思いますが、実はサインとコサインの値をx軸、y軸の長さと考えてatanを取るとベクトルの長さと方向成分になります。

そんなものなんに使うんだ?

と思うかもしれませんが、私はとある製品の解析をやっていましたが、例えばプラスチックの製品を作る際にベストな条件で作れると低価格で作れて良い!という気持ちがあったとしましょう。それを叶えるのが解析です。要するに製品になる過程をシミュレーションするのです。専用のソフトを使って。

そういった時に高校数学のその内容が必要になったことがあります。

あとハンドメイドもやったことがありますが、什器(品物を飾る台とかインテリア)を自分で設計するときに、傾斜をつけた飾り棚が欲しいと考えました。

女性の平均身長から目線の角度を計算して、どの程度傾斜のついた什器がみやすいかというのもこのサインコサインを使って計算して設計しました。

なので自分で思い描くものをキチッと完成して出したい!失敗したくない!という場合緻密な計算が必要になると考えています。失敗したくない、と思う若い人が多いと思うので、高校数学は二年までの内容はしっかりやっておくと良いと思います。

特にものづくりをしたい人にはおすすめなのですね。

あとは、技術力で人の役に立ちたい!災害関連の仕事につきたい!となると筑波の研究所など思いつきますが、そういった解析の類では統計学という学問が避けては通れない。統計学には高校数学の知識も入ってきますので、考えておく必要があるでしょう。

算数から高校数学まで難しくなるほど専門性のある仕事となります。

専門性のある仕事かつその職に就く人の数が全体からして少ないと、希少な人材ということになります。

希少な人材になるということは当然お給料や稼ぐことのできる額が高くなるということも言えます。

大人向けの資格講座を除くとわかりやすいかもしれません。どんな資格を推しているのか、なぜなのかわかると必然的に自分に必要かわかったりします。

まとめ:無理しなくてもいいです

思考力やクリティカルシンキング(批判的な思考)があればあまり辛くなるのであれば数学を無理にやり込める必要はないと思います。

文系出身でプログラマーをやっている人もいるくらいなので。ただ、よく文系出身からプログラマーと言われている人のほとんどが高学歴文系出身であることも否めません。

結局高校数学もそこそこできたんじゃないか、と落胆する方もいるでしょう。

ちょっと苦手でどうしてもやらないといけない、という方にはこちらをおすすめします。

買い切りで全部丸っと網羅できるものはないのか?

と言われると、中学数学に関してはこちらを用意しました。

もう考えるのめんどくさい、全部マネジメントしてください。。。という方はオンライン家庭教師など検討しましょう。めんどくさがりなほど、マネージャーが必要です。

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