私が経験したことをベースにお伝えします。
今後の動向を見ながら取っておくと便利だと思う資格やスキル紹介です。
取っておくと助かる資格・独学で習得できるもの
では箇条書きで紹介します。
- 英検かTOEICハイスコア
- 簿記
- 中小企業診断士
- キャリアコンサルティング
- 宅建
あたりがリアルかなと思います。
理由としてそれぞれ解説します。
英検やTOEICについては言わずもがなです。後の英語スキルの部分で後述しています。
簿記についてもできていた方が良いかと思います。ただ、私は2級まで取得しましたし、個人事業主になっていますが、そこまでいるのかな?という印象もあります。例えば経理事務に転職する、あるいは社労士や税理士さんのところで事務方をするのであれば必要になるかもしれません。
個人事業主である場合は弥生やfreeeなどの会計ソフトで確定申告をするのと、e-taxを紐づけて提出するので細かい部分ができなくとも大丈夫かな?と思います。
けれども、数字に疎い、苦手だ・・・という人は簿記の3級は予備知識として取っておくと良いかもしれません。
そして中小企業診断士についてですが、女性の人口がかなり少ない状態です。
確かに公務員試験並みに国家資格なので取得は大変ではありますが、独立開業して手に職をつけることのできる資格であると思います。
昨今副業や起業する方が増えてきているのと、女性の方でもハンドメイドから独立開業する方もいらっしゃいます。そういったことを踏まえると感性が女性に依っている中小企業診断士がいれば鬼に金棒なわけです。

私も次受けようかと考えているところなので迷っている方はぜひ。
お勧めはTACのテキストです。
ただトータル7科目、受験費用合わせると10万いかないくらいの学習コストがかかります。
教育分野の話にもなりますが、キャリアコンサルタントは今後需要が広がると思います。学校に通わなくても自分の生きる道としての活路が見出しやすくなりました。それでも行かないより行った方が・・・という意見もある通りでその子次第ではあります。
ただ、もし学校に行かない・行く、どちらの選択を取っても自立した生活を営むという将来ゴールは変わらないかと思います。そこで必要になってくるのはキャリアアドバイザーとしての民間の参入者です。
生き方も多様化する時代なのでコーチングスキルと合わせてキャリアコンサルタントの資格があると良いですね。コーチングスキルだけでは飽和状態になってきているので、コーチング×何か別の資格やスキルを掛け合わせると良いと思います。
また宅建についても空き家物件の管理や今後地価の動きが変わるものなど予測できていると便利ですね。私の友人で宅建資格を持っており、かつ不動産屋に勤めていた人は、将来価値に立地と年数など考慮したら、この中古物件は値崩れしにくい!というのを見越して中古の空き家を購入していました。
できていると助かるスキル
- 英語
- プログラミング
- エクセル
プログラミングに関しては「ITパスポートとかデータベース系の資格は?取らなくてもよいの?」と聞かれそうですが、正直なところ実務や実力主義の世界なので資格を活用できる人材ならともかく、資格を売りにしている人材はあまりほしいと思われない様子です。
当たり前ではありますが・・・
プログラミングに関してはさまざまなスクールがありますね。ただ独学で習得することも可能です。
しかしながら、ちょっと自分が一人でやれる自信がない、孤独耐性が強くない、仲間が欲しい
という場合にはプログラミングスクールを検討してみてください。
無料体験があります。しかし、プログラミングスクールを選ぶ基準として重要なのは、
- 就職斡旋があるところは、実際入社後にプログラミングができるのか?
- どのようなスキルが身につくのか?Web?インフラ?
- プログラミングを扱えるようになることで成し遂げたいことは何か?
この辺りは明確にしておくとよいでしょう。
模写ばかりのところだと、中身のない人だなあ・・・と思われるようなポートフォリオしか完成しないことが多々あります。
そういったことにならないように、もしプログラミングを習得しようと思うなら下記のことも検討してみましょう。
- 楽に稼げると思っていないか?実際は転職後も300万円スタートです。
- フリーランスにはすぐなれないけどそれでもやるのか?
- ずっと学び続ける学習意欲があるか?過去にそんな経験があるか?
この辺りは明確にしておかないと高い費用をかけても無駄になってしまいます。
お気をつけください。
英語の学習に関してはありです。コストも比較的抑えられますし、今後必ず必要になってくるものです。
日本の雇用形態も少子高齢化による人手不足で大きく変わります。従業員のほとんどが外国人となると、日本語に合わせてもらうよりも従業員の割合の多い外国人の英語に合わせる傾向も出てくることと思います。
それだけではありませんが、先ほどのプログラミングでも英語でエラー文が出たりするので英語スキルを社会人になって身につけることは決して無駄ではありません。
そしてエクセルはもう必須です。使えないと転職もままならないと思います。
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早めにグラフや表計算、関数入力などできるようにしておくと良いです。
自分が活躍できる場はどこ?
- 地域でのセミナー開催
- オンラインでのサロンや相談窓口
- 地域での事業展開
- B to CかB to Bか
当たり前ですが、B to B つまり個人ではなく企業との、組織とのやりとりの方がサービスの単価は上がります。なので、ステップとしてはB to Cで初めは進めて実績を積み上げ、信頼を得てから徐々にB to Bにシフトしていく方向が良いかと思います。
地域でコンサルティング業務を進めるのであれば交流会などには積極的に参加し、名前を覚えてもらうことからスタートですね。
またSNSなどの集客も同時並行で進めていくと良いでしょう。
徐々に実績ができてきたら行政や企業から声がかかることもあります。活動記録を公表できるツールはブログとSNSの両方があると良いですね。
実際に取らなくても経験に左右される資格
- IT関連の資格
- 介護関係
IT関連の資格は、「プログラマーとして就職するには!」と意気込んで取られる方もいるのですが、経験を見られるので最初に取るのはお勧めしません。それよりも自分がコードを書いて作品を並べるポートフォリオをサイトにアップしてSNSで宣伝した方がはるかに良いです。
確かに何もない状態では不安なので資格を取りたくなる気持ちはわかります。ただ、IT関連の資格を持っている方ですでにプログラマーの方はほとんどが実務と並行して継続した学びの中で取得しています。
そう考えると、実務に必要であれば取るぐらいのスタンスの方が良いと思います。
また介護系の現場では正直向き不向きもありますし、体力や精神的にパワーのいる仕事です。実際に資格を取った後に「やっぱり介護は合わない・・・」ということになるとそれまでの学習にあてた時間をネガティブに感じてしまうかもしれません。
介護福祉士の後に社会福祉主事の資格を取ってケースワーカーとなることもありますが、やはり何年かの経験がないと取れない資格なので、ケアマネージャーさんも介護の経験を通った上で資格を取ってます。
またひとまずは介護関係の仕事に就いても働いている上で、「看護師であればもっとこうできるのに・・・」、「柔道整復師や鍼灸師になってもっと喜ばれたい」など違った目標が見えてくるかもしれません。
そういったことからまずは実務経験を経て、取る資格を検討するのもありだと思います。
生涯学習必須の時代
本当に学び直しが必要なのは子供だけではなくむしろ大人が必要な時代となってきました。
自分の経験が全くといっていいほど通用しない時代に来ています。常々学びを深めて自分に合った、個別最適な生き方を模索する必要があると考えています。
ぜひスキルや資格を取得して、自分の理想の生き方を手に入れてください。
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