文系理系と進路選択が早い段階で行われて、理数教科が苦手であると「文系だから・・・」という子がちらほら増えました。
また大人でも私の周りにも何人かいらっしゃいます。
数学の数学の点数を伸ばすために効率的に進める方法をお伝えします。
なぜ数学の点数が伸びない?
基本的に以下の項目のどこでつまづいているかです。
計算ミスが多いかめんどくさがり
この場合はさらに計算ミスのパターンを分解することができます。
- 数字の読み間違い
- 数字を読み飛ばす
- 字が汚い、真っ直ぐに文字を書き続けられない
- 勘違い
- 見間違い
- 集中力が続かない
- めんどくさがり
いくつか当てはまりました?
数字の見間違いで多いのは、実は計算が得意と思っている子ほど多いと考えています。
得意なのでゲーム感覚のスピード勝負でやってしまうあまりケアレスミスが連発し、テストの結果に結びつかないことが多々あります。
あまりにも毎回そうした失敗をテストでしてしまうようであれば、「時間内にゆっくりやって確実に90点を取るのと、半分の時間で済ませた70点であればどちらがいい?」と聞いてみましょう。
仕事でもこれは同じことが言えますね。早くやればいいというものではないということをわかってもらえるといいですね。
計算ミスのパターンとしては字が汚いor行が斜めっていることも正直なところ少しあります。計算結果が合わなくなっても戻って確認できるほど字が綺麗でない、あるいは自分の字が汚くて何書いているかわからない・・・となると見直しも修正もできないという感じになります。
あとたまに見かけるのが、暗算が早くて書くスピードがそこに追いついてないパターンです。レアケースですが、3工程の計算ステップであれば2工程目を頭の中では計算していて、でも書くスピードは1工程目といった感じです。
動作と脳内の遅延があるので、目線がどこにあるのか確認する必要があります。
後は集中力が続かないめんどくさがり、の傾向があることもしばしばです。
算数や今の授業より前の段階でつまづきがある
実はあまり知られてないのがこちらです。数学などはここまでの積み重ねが絶対に必要な分野なので「1学期ダメだったから2学期は新しい分野だしなんとかなる!」がないんですね。
図形の一部の分野であれば、その分野だけは点数が獲得できる!という場合もあるのですが、その他の分野は滅多なこと(あまりにも簡単なテスト内容になる)がない限りはそこで点数アップというのは難しいと思います。
なので数学の場合は以下の段階がクリアしているか確認する必要があるのです。
- 小数の四則演算ができる
- 分数の四則演算ができる
- プラスとマイナスの四則演算ができる(中1)
- 文字式の四則演算ができる(中1)
- 方程式を解くことができる(中1)
- 連立方程式を解くことができる(中2)
- 連立不等式の計算ができる(中2)
- 展開と因数分解ができる(中3)
- 平方根の計算ができる(中3)
例えば学年が中学2年生で、数学の点数が伸び悩んでいるとなるとそれまでに習っている上記のポイントをしっかりとできているか確認を取る必要があります。
文章をざっと読みしかしない
文字を読まないことは解くことを放棄していることと同じなので、避けたいところです。
ざっと読みの残念なところは飛ばし飛ばしで読んで勝手に類推して、変な計算手順や考え方をしてしまうことが往々にしてあります。
実験的思考があまりない
そもそも思考力を問われる問題が増えてきている中で、考えない・単純計算や暗記に頼るやり方では点数は頭打ちになるということです。
なるべく「なぜ?」という具体的な問いを立てて、「解決するにはどうすれば?」という流れの考え方を常に持っておくと良いです。手段がわからなくて問題が解けないのか、そもそも聞かれていることがわからないのか?ということに問題を分けられます。
論理的な思考方法を持っていないと、中学1年で習う統計問題は解くのが難しいと思います。
継続的な学習ができていない
記憶の忘却曲線によると1日経つと7割のことを忘れてしまうようです。なので初日にやったことを100の量でできた・覚えたとすると、3日間そこから何もしないままであれば、100×70%×70%×70%=34.3となるので、3日経つと初日に覚えたことの3割程度しか記憶に残っていないということになります。
継続的な学習が重要というのは習慣化させることで忘却を避けるためです。
どうすれば良いか?「自主学習」
自主学習によって上記の内容を解決したい場合は、マネジメントをつけるかつけないかによると思います。
- マネジメントなし→問題集を解く
- マネジメントあり→学習アプリや家庭教師、塾の活用
確認した結果、かなり初期の段階でつまづきがある場合(例えば分数の計算ができないなど)であればこちらのツールがおすすめです。継続利用することができますが、おすすめは2ヶ月程度使い込んで慣れたら問題集にシフトするのが良いと思います。
基礎的な内容がメインなので応用力をつけるにはさらにレベルアップ教材が必要となります。
自宅学習で授業の遅れを取り戻すなら!【すらら】
こちらは動画授業なのでインプットメインです。なので、辞書引きに活用イメージは近いでしょう。実際には問題を解かないことには意味がないのでここで手段を学ぶイメージになります。

上記で基礎力がついた、あるいは本当に解けるようになっているか確認したい場合は次のような問題集を一冊買って進めていくと良いとおもいます。
集中力があまりない子、数学に対してかなり苦手意識がある子はこちらのような少ない量で継続できるものをおすすめしています。
おすすめの家庭教師と活用「コーチをつける」
これだけの項目があるのを自分でマネジメントしながら進めるのはなかなか大変だと思います。そのような場合には、家庭教師や学習塾、そしてオンラインの学習アプリを活用することをおすすめします。
こちらは数学を専門に扱っているので、主に応用力をつけたい場合に活用されると良いです。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉
指名して基礎→応用の確認をとりつつ進めたい場合はこちらのような家庭教師サービスもおすすめしています。

こちらに一覧表示している家庭教師サービスを利用してみるのも良いでしょう。
数学ができると面白いことがたくさんある!
具体的なゴール設定(期限と内容)を決めて置けるとさらに学習を進めることができると思います。
また数学ができることでたくさんのメリットがあると考えています。
お金と時間の計算がわかる、自分なりのグラフを作って説明資料を作れる、論理的思考で将来仕事を円滑に進めることができる。などです。
自分の今のポジションと見据えるゴールの間を埋めていくのが学習過程なので、今一度やり方を検討し直してみてください。
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