たくさんの英会話学習サービスがある中で、なかなか英語のテストの点数が伸びないな・英検を受けるけど大丈夫かな?と思うことがあるかもしれません。英会話はできるけれど、英語の読み書きが苦手な様子であればそこに対応した問題集を自主学習として進めることをおすすめします。
読み書きは英会話ではしないのか?
これは英会話スクールによりけりです。基本的にはサポートをしているところがほとんどですが、英会話の発音重視で英検など試験対策として1か月前に急に詰め込んでくるところや、集団学習の姿勢をとっているので読み書きでわからないところがあっても宿題を出されるのみで聞けないということも多々あります。
通っているところがどのような形態で学習を進めているかは注意が必要ですね。
そういった理由からリーディングやライティングスキルの向上には自主学習を設ける必要が出てきます。もっと言えば、お子さんの大学入学を検討しているのであれば昨今の大学入試試験の英語でリーディング分野は量がかなり多くなり、試験時間80分となりました。
先々の課題を見ていると、今のうちにちょっとずつにでも慣れていく必要が必要があるということです。
おすすめの人
- 英会話を習い始めたばかり
- 単語はなんとなくわかるものもある
- 英語文章がどんなルールで並んでいるのか分かりにくい
- 英会話で会話はなんとなくわかるけど、読み書きは教えてくれてない
- 簡単に英作文のルールがわかる問題集が欲しい
- いっぱい書かれていると疲れる
どんな問題集か?
個人的におすすめなのが次の2冊です。
こちらの問題集では本当に初期の基本事項です。英単語の意味を文字として覚えるというよりも右脳的に絵をみて覚えるという内容です。実は文字だけの問題集より文字と図や絵が入っている方がわかりやすいですし、脳をバランスよく使えているのです。
右脳は芸術感覚を掌り、左脳は文字や計算分野となっているからです。
どちらもバランスよく使うことで学習が捗りますし、記憶に定着しやすいのです。
英作文の並び方が感覚的にわかるのがこちらです。基本形のSVOCの英文の並び方など込み入った話は中学進学時に学びますが、昨今の英語学習の状況から見ると、学校によってはそこまで伝える可能性もあります。
また、英作文では基本的には4つのパーツとなる単語を並べて英語の文章を完成させます。
基本の形が主語・動詞・目的語のSVOです。この形が通常の文章、肯定文から否定文で使われます。
そして疑問文では助動詞と呼ばれるものが先頭にきます。
こういったちょっとしたルールをライティングを通して学んで行くことができます。
特にこちらの問題集ではそれらのパーツが色分けされているため自分の頭の中でもどれが主語でどれが動詞と言われるものなのか記憶の中で仕分けがしやすくなります。英語学習の最初に習う文章の構成はどれも似たようなものなので、共通点さえ見つけ出せれば簡単です。
なのでこちらはすごくおすすめです。量もさほど多くないので英語学習を英会話以外に自主的に進めてほしい問題集としてはとても良いと思います。
また飽きっぽい子である場合は、なるべくノートに書かずに英語の問題集に書き込んで進むようにしていくと良いと思います。というのも、ノートに書くと確かに繰り返し反復できますし、お財布にも優しいのですが、飽きっぽいことの一つの共通点として、そうなる理由が達成感を得にくいことからきています。
ノートに書かれていれば達成感につながるのではないの?ともなるのですが、ノートって半永続的なので、自分で期間を設けて区切らないと「問題を解くノート」としては半永続的なものとしてみなすのです。
なので1冊終えてもまた同じノートが出現する!みたいな。
あくまでその子の捉え方なのですが、もし続かないと嘆くことがあるのであれば問題集に直接書きこんで1冊終えるようにしてみてください。1冊全て解き終えたらそれは丸ごと達成した量として目に見える形になります。
どうしてもノートに問題を解いてほしい!という場合はお子さんと交渉してみてください。例えば・・・「ノートに書き込んで、問題集には全く書き込まずに全部解けたら、出品していいよ」などです。
フリマアプリで出品して売れたら売上をあなたにお小遣いとしてあげましょう、などです。
もちろん早くほしいからとズルをする子も出てくるのでノートは毎回要チェックですけどね。
英検5級対策の初めの一歩に!
こちらは英検対策とまではいかないのですが、まずは感覚的に英語を多少扱えるレベルまで持っていく段階です。英会話をやっているお子さんの場合はスピーキングやリスニングで扱っている英語のフレーズをいつもは聴覚で記憶しているものを視覚にリンクさせる作業となります。
なので、小学生ということも考えると点が線となる感覚を自主学習の中で体験して楽しみを見出せると自律学習継続の一歩となると思います。
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