たくさんの英会話サービスがありますが、なかなかこれが自分に合っているというのが分かりにくい場合が多いです。
なので次の項目の質問内容を考えてみて、必要かどうか判断してみてください。
自身の行動傾向と習慣
自分の行動傾向と習慣に組み込めるものを選びます。ここで考える項目としては次のとおりです。
- バスや電車通学なのでスマホなどで移動時間に勉強できる
- 週に数回、あるいは数時間ぐらいなら勉強時間が取れる
- 決まった曜日や時間帯にあるのが億劫だ
- 部活や他の習い事、学校の宿題で空き時間があまりない
- 疲れやすいので長時間は厳しい
- 毎日少しずつ継続できたら良い
- 1週間や1ヶ月など短期集中で一気に身につけたい
- 自分との比較対象がいた方がどうすれば良いかわかるから集団が安心
- 誰かと一緒に、あるいは集団で学習するスタイルは苦手
スキマ時間も活用したい人向けのサービスと、ガッツリ英語漬けになるサービスと様々です。またちょっと前までは「毎日コツコツやるべき!」という方法が推奨されてましたが、個人的には過集中状態を作り出せれば短期集中でも可能です。
私自身が経験あるのですが、テニスプレイヤーが言っているようにゾーン状態になることが何かの条件が揃うと発揮するようです。中学の頃、英語のテスト点数が50点代しかを取れなかったのでまずいなと思い1週間で終わる長文問題を解きました。
徹底的に自分で進めた結果90点を取った記憶があります。
それ以来ちょっと英語に自信がついたので、短期集中学習にも肯定的です。ただ、これは英語学習にネガティブな印象を持っている人にはそれをこわすきっかけになります。なので、その後の学習の目的や方向性も再検討する必要があります。
現状の英語レベル
ここはそこまで検討しなくても構いません。様々な英語学習サービスではこちらの診断をすることができるので。ただ英語学習での目的や達成したいことをどう考えるかにつながる部分なので、ざっくりと自分の中で決めておく必要があると思います。
- 学校の英語テストも怪しい→ライティングとリスニング、リーディングが弱い?
- 英作文が苦手
- リーディングが苦手
- 英検2級は取れている、あるいはそれと同程度のTOEICスコア
- 模試の英語の成績が何割程度取れているか?
基本的には次の4つの英語技能のレベルを考える必要があります。
学校の授業ではスピーキングをしっかりと確認されることは難しいものです。テストで測るにはかなり時間をとられるので、こちらについてはレベル把握が難しいと思います。
ただ、IELTSを受ける場合はスピーキングもテスト項目なので無視できません。
英会話の目的と達成したいこと
英会話で成し遂げたい目標、そして目的は様々です。なんとなく・・・必要そうだよね?でやる人がほとんどかもしれません。あるいは周囲の大人に言われて。ということもあるでしょう。
次に具体的な項目を用意したのでピンとくるものがあれば選んでみてください。
- 在学中、あるいは大学入学した時に留学したい
- 学校のテストの成績をひとまずは上げたい
- 将来海外で働きたい→IELTS
- TOEIC・TOEFLのスコアを上げたい
- 英検の級を上げたい
- スピーキングはなんとなくできてるのでリーディング力を高めたい
- ライティング力を高めたい
- 大学入試に必要な英語力を身につけたい
長期的な目標と短期的な目標を入れました。
なのでなるべく短期的な目標を達成した後に「自分がどうなりたいか?」を検討すると良いです。
長期的な目標は急に言われてもなかなか出てこないことがあるでしょう。なので、その場合は短期目標をいくつか用意しておくと継続しやすいです。例えば、
- 3ヶ月の英語学習で英検2級を獲得する
- 次は半年かけて英検準1級を獲得する
- その後はIELTSの目標達成
なるべく数値的な締め切りと具体的な達成目標をセットにして考えましょう。
英会話にかけられる費用
中高生の方であれば親御さんがどの程度費用をかけられるかとなりますが、上記の目的と学習スタイルにマッチするものをまずは選びます。そこで選べたら次にその選択肢から費用を検討します。
また、無料の体験があれば片っ端から受けてみます。一番気に入ったものを全部受け終えてから決めます。
ただ、費用感は具体的に決めておくと良いです。理由は後述・・・
- 月額1000~5000円程度なら可能
- 月額5000~12000円までなら可能
- 月額数万円でも可能
- 買い切り方の教材であれば数万円
こちらの区別について、費用に対して対応している英会話学習スタイルも変わります。
例えば月額1000円程度であればオンラインの教材、
- 動画教材
- 電子データ
- 問題アプリ
の提供プラットフォームとなります。
なのでこのような機能に加えてマンツーマンやグループのオンライン英会話となると、
月額5000円以上〜となります。
そしてオフラインで英会話をしたいとなると、
月額は8000円〜10000円台ほどとなります。
ここからさらにマネジメントやコーチングといった自分専用の英語学習マネージャーが欲しい、となると月額利用で数万円のものとなります。
またこのようなサブスク型の学習費用はちょっとこの先継続が厳しそうというのであれば、買い切りの教材や上記の月額1000円〜で済むようなサービスを利用することです。
その場合は自律学習スタイルが取れている方、そしてセルフマネジメントでPDCAサイクルを自分で回せることが成果を出すための条件となり得ます。
具体的な選択例から選ぶ英会話サービス
パターンに分けて紹介します。
忙しいけど英語テストの点数を上げたい人
こういうタイプである場合は初めに一つに決めずにまずは基本的な内容や入試対策に必要な技能を見極める段階を経て再度サービスを決めるようにします。
スタサプでまずは4技能のどこが欠けているか検討する。ただライティング力は測れないので、ひとまず最初のボキャブラリーやイディオムを見極める。
スタディサプリENGLISH 新日常英会話セットプラン
例えばリーディングが弱いとなるとそこを重点的に詰める必要があります。ここからは教材を購入して進めるのがありかなと。みんなで一緒に学ぶのが好き、一人だと継続しにくい人は図書館や自習室など勉強している人が集まるところに自分を身を置いてするのが良いです。
高校生向け
中学生向け
本当に苦手でしんどい人向け↓
中3向けですが、体系的に書かれていて分かりやすい↓「何したらいいの?」と聞きがちな子にはこういうメソッド有難いでしょうね。
定期テスト対策+入試対策もできるから安心↓
自分で学習できる、将来海外で働きたい人

大体英検2級レベルまでは到達したけれど、英検だとリーディングとリスニング、スピーキングのみなのであとライティングに力を入れたいです。将来海外でも働きたいので・・・今通っているオンライン英会話は継続するかも迷っていますが、ここからどうすればいいでしょうか?
英作文特化のサービスを利用してみるか、

英文添削のサービスもあるので自由作文をするでもOK
166円からの英語添削アイディー
またはIELTS対策コースがあるところを選ぶ
今すぐ無料トライアル!【Cambly(キャンブリー)】
なんとなく外国人の友達が欲しい人

学校の英語のテストはそこそこで、資格とかも取っていないけど、国際交流するのはすごく好きです。海外旅行も行ってみたいけど、国内の外国人と英語でお話してみたいなと思う。けど咄嗟に自分の言いたいことが出てこなくて会話が弾まないのは嫌だなあ・・・
アウトプット重視でマンツーマン英会話のみのコースでOK
なるべく自由予約が効くところがいいでしょう。外の世界に目を向けているお子さんで、社交的な方が多い印象ですが、何か一つのことをじっくりやるタイプではないこともあります。なので気分屋であることがあったりもします。
その場合は鉄は熱いうちに打てという考えて、思い立ったらすぐ英会話をできるような環境を用意すると良いでしょう。またフィリピン人講師などは明るくて対応も暖かいことが多いので、細かな発音まで今のところ気にしない場合はそういったサービスを受けると良いでしょう。
自分に合った英会話サービスを選ぼう!
学習が続かない理由としては二つのパターンがあると思います。
ダイエットが継続しない理由と同様ですが、二つ目のパターンは始めようとするとネガティブな感情が入ってくるために持続できない場合です。そのような場合はまだ余裕度があるので、時間的な余裕を削ってみるか、あるいは全くの無になるようにちょっとメンタル面の工夫が必要です。
時間的な余裕を削るというのは例えばテスト期間の直前になって急に勉強し始めるとかですね。
また、特に日本人は周りの環境に左右されやすい人が多いので、基本的に学習目標を達成しているモデルケースのある人と一緒にいるか、または学習が継続する集団の中にいるか、環境選択も重要となっていきます。
学校生活があるのでここは難しいところですが、既に自分の目標を達成している人が身近にいる場合は真似してみても良いでしょう。
部活と学校の宿題でなかなかまとまった時間が取りにくいんです。でも英語のテストは頑張っておかないと結構きついし・・・留学したいとかはそこまで考えてないけど行きたい大学もあるので対処しないと。