こんにちは、ヌンタコブログのヌンタコです。
だいぶ教育ブログっぽくなってきたかな?(全然)
タイトル通り、一般の推薦入試を選ぶか一般試験を選ぶか本決めする時期になってきました。早いところは昨年の段階ですでに決めています。私自身大学には一般推薦で合格しました。その時にこれは取っていてよかった!そしてこれは取らなくてもよかったなあ・・・という資格を、理系に絞ってお伝えします。
英検かTOEIC一択
初っ端から結論です。はい、英語検定かTOEIC、あるいはTOEFLなどが有力です。
もしくはこれと同じぐらい認知度があって転職でもボーダーで使われるようなものであればなんでも良いです。
なんで必要かというと、卒論研究をするときに実験を何度も繰り返して結果を卒論に載せるんですね。で、学校のように手引書が合ってそれ通りにやる・・・ではなくて、
テーマ決め→ゴール決め→その過程や間の手順は自分で気づき・考え・実行・計画・・・とPDCAサイクル回すんです。で、その手段や方法は何を基準に決めるかというと、過去の類似研究の内容を参考に自分の論文に落とし込んでいくんです。
その参考論文は海外の英論なんですね。なので基本的にこれを訳しながらまとめて、自分の実験に落とし込む作業が入ります。
私がいた研究室は毎週誰かは読んだ論文を発表するので、自分は英論を和訳してスライドにまとめて・・・という作業を月1で行います。そしてそれがまとめられたら自分の実験でもそれを確認します。
なのでプチ卒論、途中経過の発表みたいなイメージですね。ここまで読んでも「英語必須じゃないか・・・」ってなりますよね。ちなみに大学の英語クラスもTOEIC Briegeだったかな?これのボーダー点数によってクラス分けされたり、授業免除となります。
推薦の入試時に私が保持してたのは英検準2級でした。簡単な会話をされたのと、入試会場に入る前にアピール文をその場で書いて提出するんですね。これで目につく内容は資格ではこれのみでした。
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逆にいらないもの
農学部のバイオ系の学科を志願したのですが、その時に担任の先生が(すごい若かった30手前で高3特進クラスって気が重いよね)「eco検定とか取っておいた方がいいんやないんか?」と言われたけれども・・・
まったく面接官ノータッチでした。というか「ああそんなんもあるね。」程度です。
取らなくてもよかった・・・
ちょっとマイナーな民間資格などは正直いらないと思います。
後数検については、推薦入試のボーダーとして利用している大学などは必須になるのであるに越したことはないですね。そんなに難しい内容ではないのと、大卒認定試験に毛が生えた程度(もちろん級によります)の内容であったりするので入試必須でない限りはまあ、趣味でどうぞというところです。
学部ごとのあったらちょっとポイントになる資格
理系であれば危険物取扱系の資格は取っておくと役に立つと思います。工業系のメーカーに勤めた時などはこれを持っているかないかで手当も変わりましたね。農学の畜産系でも研究室まで見ておくと良いです。畜産→肥料開発したい、などなると有機化学分野にも入るので有機溶剤を使う機会があるかもしれません。知見なしに授業もわからず実践に入るととっても危険です。
結局大学で何をしたいか見通しが立てられれば志望理由は自然と書くことができるので。
この答えが自分の外にないもの、(=納得解)を得るのに苦悩する漫画がこちら。
この漫画の中でも同じように主人公が悩むのですが、そこを通過した後に数学などの問題を解くと以前より解きやすい!となる。
答えのない答えを探すより、答えのある問題を解く方が楽です。なので推薦で志望理由や自己PRが出ないのであれば共通一次と二次試験を受けて行った方が良いでしょう。
実際私も一般で行こうと考えていました。
話がズレましたが、全体通して共通してPRできるのは英語です。
プラスアルファでは危険物取扱の資格。
で、役に立ちそうな資格はこのサイトにずららっと載ってますが、「これに費やす時間は大学入試に費やしたほうが良いのではないか?」と天秤にかかると思うので自分の力量と時間との相談ですね。
英語なら仮に文転(理系から文系に行く)しても有効活用できますから。
推薦入試の内容からやっておけば良いこと(10年以上前・・・)
結局勉強は欠かさずやった方がいいです。推薦の印象としてはやっぱり一般の子に劣るし、留年しやすいし、、、というのがあるので入るときがイージーに見えるけど素地がないときついという印象です。
本番の面接の内容は今でも覚えていますが、質問は農学部のバイオ系志願ということもあって生物Ⅱの発展分野のことでした。基本的に志望理由から派生して質問が飛んできたりでした。体感でその内容の質問が全体の7割です。
なので結局、推薦でふんわり行こうぜという理由であればお勧めしないです。向こうも保護者や先生の操り人形のような生徒は取りたくないので。そして研究者としての大学教授は深い内容での共有と理解と知的探究心を見てきます。あるいは素直さ。
なのでそれらがなくて、「受かったらラッキーだな〜」程度だと確実に落ちます・・・
あと「奥行き」のない人だと特にダメだったという様子でした。(クラスの子達)
なので志望理由を軸に肉付けしたり裏付けを説明できるくらいの学術的知見がいる。結局は共通一次は突破できるくらいの理解は最低限必要ですよ。という印象でした。
なんでこんな面倒な推薦試験を受けたのか?
私の頃はちょうどリーマンショックだったので親からは「国立大学か就職のみ」という2択でした。ちょっと経済的にも家庭はよろしくなかったので塾に行きたいとも言えず。
で、子供ながらに推薦受ける子を横目に「なんで頑張っている私には推薦のチャンスを貰えないの?」なんて思って先生に交渉して捻じ込んでもらいました。
推薦の倍率自体がこの時6倍だと聞かされて、(というか勝手に自分がいいな〜と思った研究室に電話して聞いた)
となりました。なので一般推薦受けた後は一般入試にシフトしようとしてました。
それに面接の練習も大嫌いでサボってばかりで、結局練習は1、2回しかやってない。
しかも当日本番では志望動機をちょっと変えて説明している。
そもそも古い体制の高校だったので、自分の考えや親の考えも全くそりが合わない感じでした。なので推薦入試の練習一つにとっても、
親:「そもそも面接に練習って何?作った回答しかできんのってどうなん。素のあんたを見てもらってそれでだめだったらそれでいいやん。」

「そもそも面接に練習って何?作った回答しかできんのってどうなん。素のあんたを見てもらってそれでだめだったらそれでいいやん。」

「あいつ推薦入試受ける気ほんとにあるんか?もっと練習せんといかんだろうが」
こんな感じ。なんでこんなに覚えているかというと当時今時でいうHSPだった私は入試の数日前に登校中に道端で吐きました笑
朝の6時20分ぐらいで電車に間に合わないと思い吐いたまま駅までゲキチャ(すっごい自転車こぐこと。ケイデンス上げます)
意外と吐いた後はかなり脱力できてました、こんな経験があったので割と詳細を今でも覚えています。
そして「落ちてもしょうがないか。」と脱力して臨むわけですが、意外と面接会場の椅子に座ると「やっぱ落ちたくないな」という考えが出てきた。面接の内容はまた後日記事にします。が、当日に自分なりに工夫したことがいくつかあります。
アドリブが割とできるタイプではあったので口答での内容も一部変更しましたが、面接時に口答以外でもやったことを載せていこうと思います。
「これは無理ぽ」