こんにちは、ヌンタコブログのヌンタコです。
永遠のテーマである自立学習についてですが、向き不向きもあります!
それでは紹介していきましょう。
「自立学習」が自然と進められてしまう子
ほったらかしておいても自立学習が進められる子には以下のような共通の特徴がありました。
- 読書の習慣がある
- 物事を個人で深く考えられる
- 一人の時間も楽しめる
- 親御さんの注意の仕方や伝え方が必ず理由を添えている
一つずつみていきましょう。
読書習慣がある
独学力!という言葉がタイトルとなった書籍がありましたね。
同様に自立学習、いわば独学力を鍛えるには幼少期の関わり方や習慣、そして性格なども色々と影響してきます。
なぜ読書習慣があった方がいいかといういうと、学習のサイクルがインプット・アウトプットの繰り返しなんですね。そして早いサイクルで回します。
この時のインプットが上手にできないというのは文字を読み続けることに対して嫌悪感がある。あるいはその習慣がない。
そして読書ができない・しない子の特徴に以下が挙げられます。
- 自分の知らない単語が出ると調べずに読み飛ばす
- その結果内容から推測や予想、シミュレーションが曖昧になる
- 想像しながら読むということをしない
- 深く考えないため、言葉の裏を読まない
このような感じです。「いい子なんだけど抜けてるというか・・・疑わないというか・・・」とモヤっとする感情を抱いていると原因がこれだったりします。
そして読書週間がない子は数学の場合文章問題が苦手と言います。
要は書かれている内容を整理して順序立てて考えるスタイルが確立してないのですね。
そのため読書は疲れる、敬遠し、自立学習がしにくい(できても単純な頭を使わない問題ばかり量をこなす)という状態に陥りやすいです。
https://toyokeizai.net/articles/-/245535
物事を個人で深く考えられる
これもできてる子、できてない子います。
あまり深く考え込まないのも世渡りのスキルとして大事ですが、こんな言い方をするとちょっと角が立ちますが・・・騙しのターゲットにされやすいです。
ネットビジネスとか副業!とか色々あると思いますが、20代半ばでやってみて失敗したりする人も結構います。これが欠如しているタイプが圧倒的に多いです。疑いつつも結局は根拠を深掘りしたり、相手側のメリットを考えたり・・・という深掘りができないのでこういったことになりやすいです。
物事を深く考えられないことの要因はのちに出てくる親子の関わり方に問題があったりします。
一人の時間を楽しめない
誰かが常にそばにいないと不安、あるいはずっとみていてくれないとできない!というタイプの子がいます。
程度問題でもありますが、こういった子の自立学習を促すにはやっぱり塾には通わせないと難しいと思います。
例えば、
- 競争心のある子→塾のテストで1番だった!(自分へのご褒美のため頑張る)
- 〇〇ちゃんも頑張ってるから頑張る
- ラインでお互いに配信しながら勉強→図書館で勉強するのオンライン版です、一体感が好きなタイプ
塾で悪い点をとって恥かかないために頑張る
という感じで集団に属させることはしておかないと、一人ではこれらがない。要は比較対象がいて自分のポジショニング(安全も含め)を検討するタイプです。
家庭教師ではこういった子は伸びません。
家庭教師しながらこんなこと言うのもあれですが・・・
個人に寄り添ったは響はいいけれど、その子のタイプによっては思考停止を招く場合もあります。
出されたものをホイホイやるような。先生のタイプにもよりますがね。
親御さんの注意の仕方や伝え方
正直これが一番大きいです。
子育て自体は親御さんだけが背負うものでなく、学校・保護者・地域といった村単位で背負っていくものと考えています。
ですが、親御さんとの会話は一番重要な点となるのでここは無視できません。
例えば叱るときに「ダメ!」「やらないで!」とピシャっと言うだけで終わらず、なぜダメか?」といった理由を一緒に考える時間を設けることが必要です。
さらにやってはいけないことをやってしまったと言う子供の言い分にも共感的姿勢は示すように心がけたほうが良いです。
すっごい嫌な話。教育格差って実は経済格差だけではなくて、親ガチャなんて言葉通りで親御さんの接し方もすごく影響しています。
そしてこの書籍の通りだと経済格差と子への教育的姿勢(理由の検討があるかどうか)のグラフの相関は比例関係にあります。
つまりすっごい端的に言ってしまうと「高収入世帯ほど、教育的指導の必要な場面で理由についても伝えている・あるいは子供と共有する時間を設けている」と言うことです。
わからないようにしていても言動行動態度や生活様式によってご家庭の経済状況なども全て垣間見えそうな怖い書籍です。教育界隈のホラー本です。パンドラの箱です。
こう言った関わり方がない場合探求することも一人熟考することもなく、大人になります。
独学力をつけろと言われてもその経験がないからできないはずです。
子供のうちに定着させたい
上記の共通点を埋めるように子育てで悩む方は習慣化させた方がいいように思います。
特に知ること・学ぶことは本来楽しいことで強制されて進めることではありません。
そのために意識的に関わり方をちょっと変えてみる必要あります。
ほんとに一朝一夕ではどうにもできないのが習慣ですね。