こんにちは、ヌンタコブログのヌンタコです。
今日はビリギャルの坪田塾でお馴染みの坪田先生の本を紹介しようと思います。
今回も前回の記事と同様に自己理解に関する本です。
私も自己診断や家庭教師の生徒さんの診断によく利用させてもらってます。
9タイプ診断とは?
自分の考え方の方向性や、性格など専攻していた心理学とこれまでの塾講師としての経験を合わせて考えられた坪田先生独自の診断方法です。
かなり当たるなと、個人的には思ってます。
自分だけでなく家族など相手も相互に知ることで「このような対応をしたときにこう思うor思われるのか〜」と色々と人間関係をスムーズに進めることができます。
私も家庭教師をしながら気をつけているのは特に初対面の場合の伝え方です。「まあ大丈夫だよ」という言葉はあるタイプには安心材料として伝えられるのですが、タイプを誤ると「無責任な人だ」と思われかねません。
なのであらかじめ知っておくことで対処できるようにはしているつもりです。
この著書では9タイプは以下のものに分けられます。
- 完璧主義
- 達成者
- 統率者
- 楽天家
- 研究者
- 芸術家
- 堅実家
- 献身者
- 調停者
言葉の内容からわかりそうなところは説明を省きます。達成者は地位や名誉など成果に対してやりがいを見せるタイプ。堅実家は真面目にルールに従ってやることに安心感を得ます。献身者は尽くす人。調停者は、人間関係の潤滑剤のような役割を果たす人です。
また、この9タイプそれぞれに伸ばし方、言葉のかけ方が異なるので、こちらもおすすめの著書です。
ちなみに私は芸術家
著者でも伝えられていますが、実は芸術家は一番成績あげるのが大変だそうです。自分でもわかります。日本の場合は均質化に重きを置かれるので教科の中で一つ抜きん出ていても、入試に対応できたいことばかりです。
気分のムラが芸術家タイプはとても激しいので、うまく自分をコントロールする術や習慣化できるところを探した方が良いと思っています。
ちなみに起業したい〜という周りの友達に診断をやってもらったことありますが、8割方この芸術家タイプでした笑
あと、この本で言われていて印象的だったのはもう一つ、調停者タイプです。僕のヒーローアカデミアという漫画を読んだことがある人もいるかもしれませんが、あれは個性重視の社会の中で唯一無個性である主人公があるヒーローから「個性」を受け取るところから始まります。
その主人公の無個性というのにちょっと近いものがるのが調停者です。全くの無個性ではないのですが、集団やグループの中で必ず中立の立場をとり、ほとんどのことに無関心な子が多かった、そんな印象を受けます。そうじゃないこともあるのですが、一歩踏み込んで何かするという感じではないようです。ただ大器晩成タイプでもあるのでうまくいくと大物になるダイヤの原石であるかもしれませんね。
ちなみにうちの旦那は堅実家タイプで、自身曰く「石橋は叩きすぎて壊すタイプさ」と言っています。変化をすごく嫌います。
外れることはあるか?
占いほど外れることはないと考えています。と言うのも、占いについてはあれも当てずっぽうではなく統計学なのですよね。生年月日で計算した運命数などから性格や今後の運勢を占うと言うのもありますが、統計と考えると採取するデータ数が多ければ多いほど、信憑性のある事柄となっていきます。
どういう風にボーダーを決めているかはわかりませんが、60%以上がイエスと答えるものは占い結果としてまとめてあるのではないでしょうか?
例えば生年月日を全て1桁の数字として並べて足し合わせ続けて出た2桁の数が10の場合リンゴが好きです。みたいな。
なので、統計学として見ると、占いを信じて行動する人が多いほど占いの信憑性は増します。
その通りに行動すれば60%を80%近く上げてくれるようなものですから。また、占いについては先天的な情報(誕生日など)のみから傾向を伝えるものがほとんどなので、自分がポジティブになれることやリスク回避のみで私は聞くようにしています。
そしてこの9タイプ診断では、私も教育者の端くれですがおおよそ10代であればタイプが変わることはあります。というのも心の柔軟性があるのでちょっとした経験や変化によってその人の思考性は大きく変わることがあるからです。20代半ば以降はあまりブレることはないという印象です。
なので対象年齢としては・・・10歳以上で診断ができるかな?という印象です。
自分がどのような時に嬉しく思い、もやもやするか、
自己理解をしたい人におすすめの本です。