こんにちは、ヌンタコブログのヌンタコです。
もう1年以上前に読んだ本ですが気に入ってたまに読み返しているので紹介ようと思います。
やりたいことってありますか?
パッと聞かれると漠然としすぎていてあまり思いつかないかもしれません。また、進路選択の段階にある学生の皆さんはほとんどの方が「特にない」と答えることが多いです。
これは家庭教師の経験上です。
大人でもなかなかすぐに答えられることはないでしょう。
ただ、学生の方と大人の場合の回答の出てこない理由はそれぞれ異なります。
- 子供の場合→親に否定された経験がある、逆に言われたことしかしてこなかったタイプ、または学校外の経験や知見がないために想像しにくい
- 大人の場合→仕事にできること以外では答えては行けないと思っている、または言うと周りに笑われてしまうのではないかと不安がる
このような場合がほとんどです。どちらもバイアスがかかっているようですが、特に今回紹介する世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方と言う本はとても興味深い内容となっています。
もっと自分らしく生きられるプランを自らおこせるかもしれません。
こうでないといけない と言うのはない
このやりたいことが見つかる本ではまずバイアス解除から始まります。
- ずっと続けないといけないもの≠やりたいこと
- 仕事にならないといけないもの≠やりたいこと
- 人のためでなといけない≠やりたいこと
- 行動しないとみつからないもの≠やりたいこと
まだありますが、このように書かれていまして私も「あ、違うんだ」と気づきました。
知らないうちにバイアスかかってましたね。公教育と親の影響でしょうか・・・(人のせい)
考えるフィールドは3つ
ではどうすればやりたいことが見つかるのか、この本では3つのフィールドが重なり合う部分を重視しています。
その3つとは、
- 好きなこと:情熱
- 得意なこと:才能
- 大事なこと:価値観
です。
好きなことは、自分が情熱を注げる分野のものです。これだけであれば特に他の干渉も受けずに考えられると思います。もっと知りたいと思うことや疑問が湧いてくるものです。
また得意なことは自分は無理をせずにできてしまうこと、けれども人は大変に思っているものなどです。本の中では「自分が他人の行動を見て、自分だったらもっとこうやってよくするのに、どうしてだ?」と怒りを感じるポイントこそ、得意なことと述べています。
なんだか納得できます。
そして大事なこと:価値観は自分の生き方に関係しています。人に優しくあるべきだ、とか自由に生きていきたいなどがあります。
考える時のポイントなのですが、手段とごっちゃに考えてはいけないと言うことです。これについては詳細は本で確認することをおすすめします。
3つの重なるポイントがやりたいことや自分の人生につながる
この3つの共通点が自分のやりたいことにつながります。生き方でもあり、会社選びの基準にもなっていきます。
この自己理解を深めていくことで自分らしい生き方に近づくことができると思っています。
そのための手段をスピリチュアルなものではなく、体系立てて紹介しています。
とはいえ、この記事だけではなかなか自分のやりたいことを見つけられないと思います。
著書の中には診断シートや上記の3つを見つけるためのヒント集や質問が詰め込まれています。1冊持っておくとすごく便利です。子供がいるご家庭は家族でやってみてもいいかもしれません。
ちなみに私の場合
画像の通りです。創造力と言いますか、独創的で個性的と言うのが私の周りから見た印象のようです。実際に、保育園の時に芋掘りのイベントがあり、その思い出をみんなで絵に残しましょう。と言うのがありました。みんな芋を掘っている絵を描いているのですが、私だけ芋の家を描いていました。4LDKぐらいの窓付きでしたよ。なんか宙に飛んでました笑
私の父が設計だったので近くで家の絵ばかり描いていたのも影響したのでしょうね。
なので得意なのが絵です。
そして伝え方が上手と言うのもよく周りから言われました。小学校の頃に通っていた塾がちょっと特殊な個人塾であったので、余った時間は下の学年の子に算数の解き方を教えていました。なんかその教えた子がわかりやすい、と言ってくれて先生も褒めてくれたのが結構嬉しかったですね。
塾やってみたいな、と思ったけど価値観の中に自由でありたいとありますよね。そう、時間や場所に縛られるのが結構苦痛なので、得意や情熱を満たしつつ自由でいられる職のオンライン家庭教師をしているのです。
絵も描きたいんだけどね、時間がない。そして部屋を汚したくないというジレンマ。
ちなみに欲しい画集はヒエロニムス・ボスのこちらのです。
あと若冲の絵も好きですよ。