愛媛でSTEAM教育をやりたい 芸術と数学の融合をした創作塾

創作披露宴
創作披露宴

こんにちは、ヌンタコブログのヌンタコです。

今回は愛媛でSTEAM教育をしたいと思う、私の話をここに綴ります。

STEAM教育とは?

STEAM教育とは頭文字をとっています。

  • S=サイエンス
  • T=テクノロジー
  • E=エンジニアリング
  • A=アート
  • M=マスマティクス

STEM教育はここからアートを取り除いたものですね。私はあえてSTEAM教育を進めたいと思う。文科省の定める具体的な内容はこちら

学校で受ける授業と何が違うのかというと、すごく簡単に伝えると横断的な授業や活動をすることにあたると思います。数学だけ!理科だけ!という授業内容ではなく、例えば家庭科の授業では調味料の調合などが授業内容にあったりしますが、この場合数学で習う対比の計算も必要になってきます。

家庭科の授業では株や投資に関する話が来年から学校で出てきますね。

また具体的に身に付く能力として重視しているのは前回の記事でも紹介した非認知能力にも関係します。

  • 創造性
  • 課題発見力
  • 実験的思考

これらの能力を身につけるために、新しい価値を生み出す力を育むために重視されている教育です。

地方にはリケジョが少ない・・・

実は愛媛に住んでいて思うのは・・・リケジョの少なさです。大学を出て、そのまま地元に残る同じ学部の子はかなり乏しいものです。

出身が他県というのもありますが、感覚としては全体の1〜2割が地方に残っているという印象です。地方に残っているのは研究職についている人はあまりおりません・・・。

研究開発という職があったとしても名ばかりで中身の伴わない業務が多いのが現状です。

なぜ少ないかというと、大手企業数も採用数も少ないのですが、中小企業でも開発費用を捻出できるプールがないのですね。なので既存のものを多少よくする改善活動はあっても開発と聞いて想像するものとはかけ離れていることが多いです。

ものづくりとは?何か?これに対して上記のような現状を目の当たりにすると、疑問に思う人も多いです。なので、なるべく研究設備が充実している都心の企業への就職を希望、また都心の大手企業に研究開発補助として正社員型派遣を行うことも多いです。

結局のところ、理系の方で地元に残る人が少なくなるという現状です。UターンやIターンはありますけどね。親の介護の都合・・・など理由がないとスキルと経験のある人は地元まで帰ってきません。

また、大学卒業してからずっと思うのですが県内には理系の友達が一人しかいません。知り合いもカウントすると本当に・・・いない?のではないかと思うほどです。

理数系である=数学や数字に強い=すごい? というような評価を受けるので、理尊文卑のような現象が起きています。正直なところ、望んでいない・・・

理系だから、文系だから、ではなく個人を見たい。そしてできれば数字に強い女性を増やしたいなと思います。単純に怒りに近いかもしれない。「私なんて・・・得意じゃないから、できないから。」と言う、学習を放棄しているように感じることに怒りを覚えているのかもしれません。私個人としては頑張れば上に行ける、苦手なことも幾つになっても改善できる社会にしたいと思います。生涯学習の時代なのでね。学生の時の評価を引っ張りすぎている大人が多いと思います。

あとは、数字マジックで騙されないようにです。とても理由はシンプル。

数字に弱いと自分から言っているとそういった悪い連中に目をつけられます。

具体的にしたいこと

対象は小学生から高校生ぐらいを。ただ、高校生は大学受験をする子がほとんどなので、月一の趣味になるかもです。また、門戸は広く地域の人とも縦のつながりを作って欲しいので、大人も歓迎します。ただ、大人の入会は紹介制+審査制にする予定です。晴れて入会できた人はちょっと優越感に浸れるような優遇措置もしようと思います。

大人の場合は教えたり教えられたり、なのでただやってみたいだけでは困るので。大人の本気の創作を子供に見せることが前提条件になると思います。

また、STEAM教育を通した塾の目的は上記の能力開発のために、

  • 1年間の活動で創作物を作り、展示会を行う。
  • 大学で言うところの卒論や卒業制作に近いです。

内容としては、

  • 数学、または化学などの理科と音楽orプログラミングor技術工作or芸術の融合作品を作る。
  • PDCAサイクルを自分で回せるカリキュラムを提供する
  • 不登校でもいい、アスペルガーでも発達障害でもいい。
  • 作品の価値が自分の真価とされるような場面をもたす。

極端なことを書いていますが、「なぜか学校に行けない」子ほどこうした活動の可能性を秘めているとも考えています。独創的すぎるあまり集団・均質化された教育に馴染めないなどあると思います。

そういう子がいるからと言って学校に行っている子と区別するようなことはないです。

フリースクールではないので。あくまで「創作塾」という立場で活動ができたらなと思っています。ただ、みんなの居場所というベースの上で良い創作活動が成り立ちます。

また、創作能力って0=>1作業なので先天的な性格からできる子、できない子、苦手とする子がいます。何かを作れるけど、理数系が苦手だ、という子にはどういう場面で計算や数学の考え方が役に立つのか場面を伝え、使い方を伝えます。

理数系はできるけど、作るのが苦手という子にはひとまず模倣により楽しいと思ってもらうように工夫します。

個性が異なる子供同士が協力して創作をするのでもありだと思ってます。

活動を通して達成感を得ることは承認欲求も満たし、自己肯定感にもつながります。また、楽しいと感じたら必ずまたやりたい!が出てくるはずです。その流れを繰り返しながらより自分の納得の形にPDCAサイクルを自分で回して進めていきます。 その集大成を年に一回、地元の人を呼んで披露会をしたいなと思ってます。

そういう活動がしたいのです。右脳と左脳を使うような活動です。

まだ具体的なことを進めるためにもうちょっと煮詰めていく予定です。