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「それはいかんだろ」とたまに思い出すこと

親子
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こんにちは、ヌンタコブログのヌンタコです。

最近youtubeで、CASTDICE TVの虎の門が上位に出てくるので見ていますが、私の思い出話をちょっと話そうと思います。

社員の方に娘の受験を相談された

6年ほど前に大手の化学関連の企業に派遣社員として1年通ってました。

工場内での勤務でしたが、その中の9割が男性で、年齢層のボリュームゾーンとしては40~50代半ばの方が多かったです。

年齢からするとみなさん小学生〜高校生のお子さんがいます。

その当時から家庭教師は並行してやっていたのでずっと教育には細々と携わっていました。

派遣されて数ヶ月経った時にある50代手前の男性社員に軽く相談されたことがあります。

「〇〇さんは、▲▲大学だったんだよね?」

「無理ですよね・・・?」

実はこの方のお嬢さんと私は高校は同じところだったようです。

先程の質問に対して、

「そうです。」とまずは答えました。

「実はうちの娘が▲▲大学の〜学部に入りたいと言っているんだけれどね・・・」

「そうなんですね、高校2年生でしたっけ?勉強頑張っているところなんですね。」

ええ、正直無理ですよね・・・?

親が信じてあげないでどうするつもりなの?

正直無理ですよね、って一瞬どういう意味かわかりませんでした。当時24歳だったので、

わからないという意味も、何を誰目線で無理と誘導する聞き方をしたのか。そこが疑問だったのと同時に腹がすごく立ちました。

無理、というのもいくつかのパターンがある。

  • うちの娘の学力では・・・
  • この高校に在籍しているから・・・
  • 自分(父親)は無理だと思うから・・・
  • 無理であってほしい(自分ルール的に)
  • 他の人に言われたから

なので問題を切り分ける。

うちの娘の学力では・・・と言っても2年生ですよ。東大京大早稲田慶應、MARCHいけという話ではなくて地方の国立大学です。全然対策できるし準備もできます。親御さんは大学には進学しておらず現場仕事なのでこういったことが想像できなかった可能性もある。

確かに自分に経験のないことは想像しにくい、というよりもできることは少ない。

二つ目にこの高校に在籍しているから・・・確かに私の出身校はひどいくらい学力が低い。深く考えることができない上にプライドが高い子が多い印象もあった。ここには地域性も含むと思う。高校の人気はどんどん低下している。ルールで縛らないと守らない生徒も多い。なので考えることを奪う校風もあり、暗い見通しの高校であった。受験となると集団の空気感が重要だ。ぬるま湯で過ごすとよほど強い精神力でなければそのまま流れに流される。それは理解できる。

三つ目の自分は無理だと思っている・・・については、これが本当にその通りだったら「女子か笑」とフッと笑ってしまいそうになる。同調してほしいだけなら他を当たってほしい。そんなことのために頑張っている娘の話を引き合いに出すな。

また無理であってほしい・・・について、暗いですが例えば自分(親)が両方高卒であったからきっと無理である、高校もこんなところだから無理である、学力も今がこれであるから無理である。きっと自分ルールや慣習・・・といった無意味な執着に縛られている可能性も拭えない。

最後の誰かに言われた。は、50近い男の人で誰かに言われたから、なんてあまり精査せずに言葉を鵜呑みにするといかんのではないか?と思ってしまった。仮に・・・の話でありますが。仮に言ってきたとしても全く同じ家庭・経済状況の人が言ってきているわけではないでしょう。塾の先生が言ったとすれば当塾合格率アップのために安パイでいくためでしょう。そういったことで鵜呑みにしてはいけない。無駄に歳を重ねてもいけない。

どの可能性をとってもやっぱり腹が立っちゃいました。なので、その時に

「すみません、次の検査業務があるのでまたお時間ある時に・・・」と立ち去りました。

親は、せめて親だけは応援してやりなさいよ

親だから立派である必要もないと考えていて。やっぱり人間なので。子供自身も完璧な親を求めているケースって少ないと思います。

でも子供が親に求めるものって少ないけど重要なことがあって。

それは信頼してもらっていること・受け入れてもらえることなのですね。

だから、なんだかすごく可哀想になった。親に言われなくても自分から行きたいと言える子って少ないと思います。なので貴重な芽をなんで親の心無い一言で潰そうとするのか正直意味がわからなかった。そしてその何気ない一言の重みを放つ本人が理解してなさそうな感じも当時気に食わなかった。

あと、結果にこだわるとなんでも膠着化します。若いうちは特に失敗を経験として積んでおかないと何もできない大人になってしまいますよ。

改めて思い返して、そう思った。

ただ、現実には教育格差が研究データとしてあるから、こちらの著書の内容も無視できない。

応援できないことはデータが裏付けているかもしれない。

でも、信じなさいよ〜〜〜って思っちゃうね。