耳で情報を入れよう

教育の階層構造

どうもこんにちは。ヌンタコブログのヌンタコです。

家庭教師をしていると色々見えてくることがあります。今回はそんな経験をもとに大事に考えていることを紹介します。

成長の階層構造

成長の・・・と言っていいのかわかりませんが、家庭教師の依頼の中で「これはちょっと厳しいな〜」というご家庭がいます。なぜかというと、学べる環境に自分の心と身体がいないからです。

その子の学習スタンスが整っているか、また生活が整っているか、メンタル、精神面が整っているか。無関係ではないのです。最近はオンライン家庭教師だけなので、深く理解するというのは難しいです。

ですが、家の中にまで入って教える場合は良くも悪くも内情が見えてしまうものです。

画像のような階層構造を教育において重視しているのですが、例えば児童相談所案件でしょ〜というようなご家庭(まずそういったところは依頼ないのですが)は生活・安全の第一段階の部分が満たされてません。

その場合にどのような教育を伝えたところで全くの無駄足になってしまいます。

なので最低限、温かい食事が取れる・屋根のある家がある・安心できる居場所がある。ここは整ってないと勉強どころではないです。

マズローの5大欲求のような

教育の5大欲求というべきでしょうか。簡単にそれぞれの階層を説明すると次のような感じです。

  • 安全・生活:自分の身の回りの環境が整っている。温かいご飯が食べられて、雨風しのげる、とっ散らかってない・・・など
  • 自己・他者承認:自分を受け入れられる、親しい人から自分の存在を認められている。受容感とも言う。
  • 所属・居場所:自分の家や塾や部活や学校、習い事や趣味でも・・・自分の居場所と言えるところを確保できている。精神的安定を図るには3つ以上が望ましいそうです。なのでよくサードプレイスというワードを教育界隈では耳にします。フリースクールなどはそう謳ってます。
  • 非認知能力:数値化できず、目に見えにくい能力です。共感力や協調性、自主性、課題解決力、コミュニケーション力・・・などなどたくさんありますがざっくり12項目が挙げられます。10代で一気に伸びて、そこをすぎると獲得できないとも言われています。後々苦労するのは勉強よりもここです。
  • 認知能力:ペーパーテスト、点数化できるものを指します。学校の5教科など。

この階層構造はマズローの5大欲求に似ていますね。精神に特化したマズローの5大欲求をお借りして、教育の5階層構造とも呼びましょうか?

私はこれをすごーく大事に考えています。

勉強だけできる子は嫌だ

これは持論ですが、言い方変えると個人的な感想ですが・・・笑

勉強に特化した子、すごいとは思うのですがそこだけをプライドの指針にしてしまう子はどこか脆いのです。あと、自分の精神が不安定になるのを悟られない、そうならないために数値化できる物差しで相手を見下したりすることもしばしばあります。

日本だと勉強・容姿・スポーツの3つで優劣、ヒエラルキーをつける独特の価値観がいまだに健在な気がします。学生の頃は比べる物差しも少ないし、自身の価値観や重視することも経験も浅い分そこに偏りがちですが、大人になったらそうなくなることがほとんどかと。

ですが環境を変えない方はこの物差しが変わることはありません。

階層構造のトップ:認知能力ばかり重視しすぎると人間的な厚みがない、奥深さのない浅い人になりがちと考えています。なので、道徳や人との対人、自分との会話、これをおざなりにしてしまうと、人間的な成長を蔑ろにしてしまう。

これを私は危惧しています。

これをね、気づかない方が多いのでこうしてブログにしてみました。雑記なのに結構深いこというでしょう笑 でも最先端で教育に携わる人はもっと深いです。脱帽です・・・

本当の意味での成長

これらのことを考えて子供たちには本当の意味で成長して大人になってほしいと思います。

バランスを取ることを要求されることが多々ありますが、この階層構造それぞれに自分の居心地がいい、もしくはちょっと頑張れるところで頑張るなど自分に最適化した納得解を探ってほしいところです。

勉強はできるひとりぼっちってなんか嫌だな・・・それならちょっと勉強は苦手でも人から愛される、愛せる人になってほしいな〜と教えている子には願うばかりです。

なので道徳心については雑談の中で振り返ることもあります。

「この時こんな風な態度を相手に取られた」という話の場合は「その子はもしかしたら〜と考えたかもだし〇〇と思ったかもしれないし、または▲▲と考えたかもしれない」と相手の視点でいくつかの感情パターンを提示します。共感性を持たせる非認知能力の練習ですね。

この非認知能力の獲得が、大変なのですよ〜汗

話が終わらなくなるのでこの話は次回に、読んでくれてありがとう。非認知能力について、この話は長くなりますが、もっと知りたいという方にはこちらの本がオススメです。ちょっとみてみてください^^